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【アイビスSD】菜七子「溜めるところを作りたかった」レース後ジョッキーコメント

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2019/7/29 06:00

 7月28日、新潟競馬場で行われた夏の風物詩、アイビスサマーダッシュ(G3・3歳上オープン・芝1000m)は、このレースで千直3連勝を決めたライオンボスが人気に応えて優勝。適正の高さを見せつけた。

アイビスサマーダッシュ、レース後ジョッキーコメント
1着 ライオンボス
田辺裕信騎手
「急遽昨日声かけてもらって、それからこの馬のレースを見たりして、あとは調教師さんサイドと話し合いをしながら、レースを組み立て考えていたんですけれども、イメージ通りの競馬が出来たので良かったです。実際に人気背負っての先行策だとやっぱりそれを負かそうとする馬がいるわけで、単純に行って勝つだけの楽な競馬ではなかったと思いますし、その中で人気でしっかり勝てたというのはコース適性も含めて力があったかなと思います。(もう200mくらいのびたらどうでしょう?)どうでしょうかね。ちょっとその辺は僕は分からないですけれども、今日はもう1000mの競馬をしようと思ってレースをしていました。騎乗停止というペナルティをもらって休んでいたんですけれども、また仕切り直しで、こういう形で良い馬に乗せてもらって勝たせてもらうことが出来て良かったです」

2着 カッパツハッチ
丸山元気騎手
「枠の差もありました…」

3着 オールポッシブル
津村明秀騎手
「ハナに行きたかったのですが、間に入られて減速したのが痛かったです」

4着 トウショウピスト
大野拓弥騎手
「外目をスムーズに走れたのが大きいです。直線1000mの適性があります」

5着 レジーナフォルテ
内田博幸騎手
「左前脚を落鉄していました。入れ込んでいたわけではないのですが…」

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デムーロ「枠順が影響しました」

6着 ダイメイプリンセス
M.デムーロ騎手
「出していくと止まってしまうのでナインテイルズの後ろにつけました。最後は伸びていますが、前が止まりませんでした。枠順が影響しました」

9着 レッドラウダ
藤田菜七子騎手
「前に行きすぎると脚が無くなるので、溜めるところを作りたかったです。その分は伸びていますし頑張ってくれました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 28日、新潟競馬場で行われた11R・アイビスサマーダッシュ(G3・3歳上オープン・芝1000m)で1番人気、田辺裕信騎乗、ライオンボス(牡4・美浦・和田正一郎)が快勝した。3/4馬身差の2着にカッパツハッチ(牝4・美浦・矢野英一)、3着にオールポッシブル(牝5・栗東・高橋亮)が入った。勝ちタイムは0:55.1(良)。

 2番人気でM.デムーロ騎乗、ダイメイプリンセス(牝6・栗東・森田直行)は、6着敗退。

バトルプラン産駒 ライオンボス

 千直に新星が現れた。3走前まで二桁着順が続くなど、一時不振に陥っていたライオンボスが千直で生まれ変わった。前々走で始めて新潟千直を使われてから同コースで怒涛の3連勝。よほど適性が高いのか、他馬を寄せ付けないスプリント能力を見せつけて一気に重賞まで駆け上がった。

ライオンボス 13戦5勝
(牡4・美浦・和田正一郎)
父:バトルプラン
母:ウーマンインレッド
母父:ステイゴールド
馬主:和田牧場
生産者:対馬正

【全着順】
1着 ライオンボス
2着 カッパツハッチ
3着 オールポッシブル
4着 トウショウピスト
5着 レジーナフォルテ
6着 ダイメイプリンセス
7着 カイザーメランジェ
8着 フェルトベルク
9着 レッドラウダ
10着 ラインスピリット
11着 アルマエルナト
12着 シベリアンスパーブ
13着 ナインテイルズ
13着 ミキノドラマー
15着 ビップライブリー
16着 ブロワ
17着 アンフィトリテ
18着 ラブカンプー