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【西内荘コラム】ゴータイミングが覚醒

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2019/6/29 15:49

 宝塚記念が終わった翌週から栗東トレセンは調教開始時刻は朝の5時と決まっているので、それに伴って起床は深夜の2~3時。体が慣れるまで少し時間はかかるけど朝が早い分、昼間に休息できるので1日に2度も目を閉じられて得した気分も味わえます。

 今年は遅い梅雨入りで帝王賞がまさに雨中の決戦。担当馬のチュウワウィザードの2着には、パワーがあって力を要す乾いた馬場が得意な馬だけに雨空が恨めしかったです。まあ、梅雨シーズンは3日に1度くらいは雨が降る、と考えた方がいいのでしょう。わたしたちは少しでも走りにプラスになる装蹄を心掛ける仕事なので、この時季は道悪仕様が多くなります。それと長雨は日々の調教でも弊害があって、馬が足をとられがち。つなぎの部分が地面にすれてキズができたりするのでケアがより必要になってきます。

 わたしは明日から梅雨と無縁の北海道へ。伊丹空港へマイカーで行き、空港のパーキングに停めるのですが、G20大阪サミットの影響がありそうでスムーズとはいかないでしょうね。

 今週の重賞ラジオNIKKEI賞には覚醒していい逸材のゴータイミングが出陣します。