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【宝塚記念】ルメール「馬場が合わなかったのかも…」関係者コメント
2019/6/24 06:10
23日、阪神競馬場で行われたG1・宝塚記念で、紅一点のリスグラシューが堂々と牡馬を一蹴し二つ目のG1タイトルを手にした。鞍上のダミアン・レーン騎手は短期免許期間中、G1二つを含む重賞6勝とレーン旋風を巻き起こした。最終的に1番人気に支持されたのキセキはまたしても2着、昨年秋からG1で3度目の銀メダルとなった。
宝塚記念、関係者コメント
1着 リスグラシュー
D.レーン騎手
「気持ちは最高ですね。仕上がりが最高の馬に乗せていただいて本当に厩舎の方に感謝しています。本当に素晴らしいです。スタートは非常に良いスタートをきって、先頭に立つかどうか悩んだんですけど、流れや展開的にここで大丈夫じゃないかなと判断して、結果的にも良い判断だったと思います。直線入ったところで、後ろに素晴らしい能力の強い馬がいることは意識していましたが、自分の馬が非常に手応えが良かったので自信を持っていました。本当にこんな素晴らしいレースに参加出来るだけでなく、こんなに沢山のファンの皆様の前で騎乗出来ることに非常に感謝しています。いつもサポート、応援していただいてありがとうございます。アリガトウゴザイマス。マタキマス」
2着 キセキ
川田将雅騎手
「自分の競馬は出来ています。3着以下を突き放していますし、勝ち馬が強かったです。返し馬でもお客様の期待を感じましたし、結果それに応えれず申し訳ありません」
3着 スワーヴリチャード
M.デムーロ騎手
「勝った馬の後ろで進めましたが、いつも通り最後はジリジリでした」
4着 アルアイン
北村友一騎手
「前走の時のような3、4コーナーでの手応えがありませんでした。一ハロン長かったのか、内側が少し緩い馬場なのが堪えたのかは分かりません。とにかく勝負所でぐっとくるものがなかったです」
5着 レイデオロ
C.ルメール騎手
「馬は良かったです。内の狭いところで馬場も緩くて加速が出来ませんでした。馬場が合わなかったのかもしれません」
藤沢和雄調教師
「予定通りのポジションでしたが、流れに乗っただけで、脚を使えませんでした。この後は放牧に出します」
6着 ノーブルマーズ
高倉稜騎手
「緩い馬場で全然スピードに乗れませんでした。それでも最後は伸びてくれました」
7着 スティッフェリオ
丸山元気騎手
「馬群での競馬は大丈夫でしたが、向こう正面はずっと右手前で走っていました。力はつけています」
9着 エタリオウ
横山典弘騎手
「調教は良かったんですけど、レースでは全然進んで行きませんでした。進んでいかなかったのは、天皇賞での疲れもあったのかもしれません」
レース結果、詳細は下記のとおり。
23日、阪神競馬場で行われた11R・宝塚記念(G1・3歳上オープン・芝2200m)で3番人気、D.レーン騎乗、リスグラシュー(牝5・栗東・矢作芳人)が快勝した。3馬身差の2着に1番人気のキセキ(牡5・栗東・角居勝彦)、3着にスワーヴリチャード(牡5・栗東・庄野靖志)が入った。勝ちタイムは2:10.8(良)。
2番人気でC.ルメール騎乗、レイデオロ(牡5・美浦・藤沢和雄)は、5着敗退。
ハーツクライ産駒 リスグラシュー
ダミアン・レーンがリスグラシューを勝利に導いた。大外枠から勢いよく先行し2番手をキープ。ややかかり気味のようにも見えたがガッチリキープし、逃げるキセキをマークした。前半を60秒ちょうどでレースは流れ、大きな動きもなくそのままの隊列で直線に向くと、あっという間に先頭に立ち後続を突き放した。終わってみれば3馬身差の楽勝で強豪牡馬をまとめてなぎ倒した。
リスグラシュー 20戦5勝
(牝5・栗東・矢作芳人)
父:ハーツクライ
母:リリサイド
母父:American Post
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 リスグラシュー
2着 キセキ
3着 スワーヴリチャード
4着 アルアイン
5着 レイデオロ
6着 ノーブルマーズ
7着 スティッフェリオ
8着 クリンチャー
9着 エタリオウ
10着 ショウナンバッハ
11着 マカヒキ
12着 タツゴウゲキ