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【エプソムCレース回顧】後方待機勢に出番なし

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2019/6/9 19:31

(C)Yushi Machida

 行く馬がおらず前半1000mが63.9の超スローで、前後半落差の大きいヨーイドンの競馬になってしまった。序盤の隊列でほぼ決着した感が強く、2番手を追走したレイエンダに上がり最速タイの32.7(ショウナンバッハも最速)、逃げたサラキアにも33.0で上がられては後方待機勢はなす術なし。

勝ちタイム
1分49秒1

前後半
51.3-45.2

レースラップ
13.5-12.2-12.7-12.9-12.6-12.3-11.0-10.8-11.1

 レイエンダは昨年のセントライト記念で2着となって以降、リズムが噛み合わず着順を落とすレースが続いていたが、ここに来て乗り慣れたルメールに戻り、そして鞍上のコメントにもあったようにチークピーシーズの着用で馬が別馬のように変わったのが勝因であろう。追い込む競馬が続いていたが、出たなりのポジションでしっかりと折り合いをつけたルメール騎手のファインプレーも相まっての勝利だったと言える。

 極端なレースとなり馬場状態も含めてレイエンダにとっての本当の試金石は次走なのかもしれない。