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【西内荘コラム】注目の新種牡馬はエピファネイア

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2019/6/1 11:09

 ダービーが終わり今週から来年のダービーを目指して2歳新馬戦がスタートします。今年の新種牡馬の中で私は注目しているのはエピファネイア。すでに何頭かの産駒で装蹄しており「これは走るだろうな」と期待を思わせてくれる感触のいい若駒が実に多いのです。その中の1頭でレッドブロンクスが日曜の阪神5Rでデビュー。個人的にも注目しています。

 こうして若駒について触れたので、フレッシュついでに人間の若人の話題も。今週、栃木県宇都宮市にある装蹄教育センターに一年ぶりに顔を出してみました。彼らから熱のこもった質問を受けたこともあって、向上心旺盛な印象を抱きました。来年、無事に卒業して装蹄師としてデビューして再会できることを楽しみにしています。

 さて、5週続いた東京競馬場のG1もいよいよ締めの安田記念。顔ぶれはG1馬が7頭も顔をそろえる豪華版で、私の担当馬はスマートオーディン、サングレーザー、ケイアイノーテック。”3本の矢”で怪物アーモンドアイ退治です。ただ、3頭とも追い込みタイプ。先行勢が幅をきかす流れだと究極の上がりタイムが求められます。それにしてもオークスもダービーも驚異的なレコード決着。JRA馬場造園課の技術が一段とアップしているのか、競走馬は相当に走りやすいのでしょうね。