競馬ニュース
【日本ダービー】戸崎「あそこまで行ったら…」ダノンキングリー惜敗の2着
2019/5/26 21:50
ダノンキングリーは本当に惜しい2着だった。道中もハイペースの中、ロスなく好位のインでしっかりと脚を溜めて直線まで完璧な立ち回り。追い出してからロジャーバローズが想像以上にしぶとく、直線半ばでは差し切るかと思われたがクビ差僅かに届かず少し運が向かなかった。鞍上の戸崎騎手も「馬は頑張ってくれました」と同馬の懸命な走りを労った。
2着 ダノンキングリー
戸崎圭太騎手
「馬の雰囲気はダービー仕様で、返し馬でもこれなら距離は大丈夫だなと思いました。道中もゆったり走ってくれて、あそこまで行ったら…悔しかったです。馬は頑張ってくれました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
26日、東京競馬場で行われた11R・日本ダービー(G1・3歳オープン・芝2400m)で12番人気、浜中俊騎乗、ロジャーバローズ(牡3・栗東・角居勝彦)が快勝した。クビ差の2着にダノンキングリー(牡3・美浦・萩原清)、3着に2番人気のヴェロックス(牡3・栗東・中内田充正)が入った。勝ちタイムは2:22.6(良)。
1番人気でD.レーン騎乗、サートゥルナーリア(牡3・栗東・角居勝彦)は、出遅れが響き4着敗退。
浜中「実感が無くてフワフワしてます」
内か外か、最内を伸びた浜中俊騎乗のロジャーバローズ、馬場の真ん中から伸びて来た戸崎圭太騎乗のダノンキングリー、両者の一騎打ちは僅かに内のロジャーバローズに軍配が上がった。
鞍上の浜中は「実感が無くてフワフワしてます。今日は一番いい形で競馬が出来ました。バテない脚、強みを生かす競馬が出来ればと思ってました。今年はダービーに乗れないかなと思ったんですが、京都新聞杯で依頼を戴いて、競馬は最後までわからないなと身に染みて感じました」とロジャーバローズとの巡り合わせを振り返った。
ロジャーバローズ 6戦3勝
(牡3・栗東・角居勝彦)
父:ディープインパクト
母:リトルブック
母父:Librettist
馬主:猪熊広次
生産者:飛野牧場
【全着順】
1着 ロジャーバローズ
2着 ダノンキングリー
3着 ヴェロックス
4着 サートゥルナーリア
5着 ニシノデイジー
6着 クラージュゲリエ
7着 ランフォザローゼス
8着 レッドジェニアル
9着 タガノディアマンテ
10着 メイショウテンゲン
11着 マイネルサーパス
12着 エメラルファイト
13着 ナイママ
14着 ヴィント
15着 リオンリオン
16着 シュヴァルツリーゼ
17着 サトノルークス
18着 アドマイヤジャスタ