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【日本ダービー】浜中俊「本当に必死」ロジャーバローズが戴冠!

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2019/5/26 22:00

 26日、東京競馬場で行われた第86回日本ダービー(G1・芝2400)は、12番人気のロジャーバローズが早め先頭から粘りこみ、浜中俊騎手悲願のダービー制覇と達成した。圧倒的1番人気のサートゥルナーリアは痛恨の出遅れが響き4着敗退。

日本ダービー、勝利ジョッキーコメント
1着 ロジャーバローズ
浜中俊騎手
「ビックリしてます。本当に必死で、ちょっと残っているんじゃないかなと思ってたんですけど、もう分からないなという感じでしたね。(1着が決まった瞬間は)無になったというか、頭が真っ白でビックリしすぎてちょっとよく分からないんですけど、それくらいビックリしました。ロジャーバローズとしては、ある程度ペースが速くなったほうが良いなとは思っていたので、展開としては自分が思っている中で一番良い展開だなとは思っていたので、あとは後ろを待たずに、差されてもしょうが無いというくらいの気持ちで直線は追い出しに行きました。坂を登るところで逃げている馬を交わして、そこからもう一段馬が辛抱して走ってくれて、本当に一生懸命走り尽くしてくれたなという思いがします。長く持久力を生かすような形がこの馬は得意だと思うんですけど、そういうタフなところとか一つの武器だと思いますし、ダービー馬になりましたので、この先も当然期待出来る馬だと思います。多くの方に声をかけてもらって、それでもなにか実感がわかないというか、フワフワしているというのが今の正直なところなんですけれども、でも勝ったということは頭では分かったので、これからどんどん余韻に浸りたいなと思います」

 26日、東京競馬場で行われた11R・日本ダービー(G1・3歳オープン・芝2400m)で12番人気、浜中俊騎乗、ロジャーバローズ(牡3・栗東・角居勝彦)が快勝した。クビ差の2着にダノンキングリー(牡3・美浦・萩原清)、3着に2番人気のヴェロックス(牡3・栗東・中内田充正)が入った。勝ちタイムは2:22.6(良)。

 1番人気でD.レーン騎乗、サートゥルナーリア(牡3・栗東・角居勝彦)は、4着敗退。

【日本ダービー】サートゥルナーリアは痛恨の出遅れ4着敗退

浜中「実感が無くてフワフワしてます」

 内か外か、最内を伸びた浜中俊騎乗のロジャーバローズ、馬場の真ん中から伸びて来た戸崎圭太騎乗のダノンキングリー、両者の一騎打ちは僅かに内のロジャーバローズに軍配が上がった。

 鞍上の浜中は「実感が無くてフワフワしてます。今日は一番いい形で競馬が出来ました。バテない脚、強みを生かす競馬が出来ればと思ってました。今年はダービーに乗れないかなと思ったんですが、京都新聞杯で依頼を戴いて、競馬は最後までわからないなと身に染みて感じました」とロジャーバローズとの巡り合わせを振り返った。

ロジャーバローズ 6戦3勝
(牡3・栗東・角居勝彦)
父:ディープインパクト
母:リトルブック
母父:Librettist
馬主:猪熊広次
生産者:飛野牧場

【全着順】
1着 ロジャーバローズ
2着 ダノンキングリー
3着 ヴェロックス
4着 サートゥルナーリア
5着 ニシノデイジー
6着 クラージュゲリエ
7着 ランフォザローゼス
8着 レッドジェニアル
9着 タガノディアマンテ
10着 メイショウテンゲン
11着 マイネルサーパス
12着 エメラルファイト
13着 ナイママ
14着 ヴィント
15着 リオンリオン
16着 シュヴァルツリーゼ
17着 サトノルークス
18着 アドマイヤジャスタ