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【天皇賞・春】ルメール「激しい戦いでしたね」フィエールマンが力でねじ伏せる

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2019/4/28 22:00

(C)スポニチ

 28日、京都競馬場で行われたG1・天皇賞(春)は1番人気のフィエールマンがグローリーヴェイズとのデッドヒートを制して優勝。このレースでG1、2勝目を飾った。勝利した鞍上のルメール騎手はG1レースを3連勝と絶好調の手綱捌きを見せた。

1着 フィエールマン
Cルメール騎手
「激しい戦いでしたね。戸崎さんが外から競りかけてきたときは、フィエールマンがまた頑張ってくれました。リラックスして馬が強かったです。長い距離でリラックスすることは大事です。スタンド前でポジションあげて、リラックスして走ってました。3、4コーナーで馬が動いていったのですが、4コーナーで少し滑っていて心配したけどすぐバランスがよくなりました。直線で段々加速しました。この馬レースごとに強くなります。次も楽しみです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 28日、京都競馬場で行われた11R・天皇賞・春(G1・4歳上オープン・芝3200m)で1番人気、C.ルメール騎乗、フィエールマン(牡4・美浦・手塚貴久)が快勝した。クビ差の2着にグローリーヴェイズ(牡4・美浦・尾関知人)、3着にパフォーマプロミス(牡7・栗東・藤原英昭)が入った。勝ちタイムは3:15.0(良)。

 2番人気でM.デムーロ騎乗、エタリオウ(牡4・栗東・友道康夫)は、4着敗退。また、4番のヴォージュは競走中止となっている。

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ルメール騎手はG1を3連勝

 1番人気のフィエールマンが完全に他馬を力をねじ伏せた。レースを中団から進めたフィエールマンは、3コーナー坂の下りから徐々に進出、直線入り口では2着のグローリーヴェイズと並ぶように上がっていき2頭のマッチレースとなったが、危なげなく最後にグイッとひと伸び。着差こそ僅かだが完全に力で圧倒した格好となった。勝利したルメール騎手は桜花賞、皐月賞に続き、G1レース3連勝。

 2番人気のエタリオウは最後方からロングスパートを見せたが、直線伸び切れずに4着までとなった。

フィエールマン 6戦4勝
(牡4・美浦・手塚貴久)
父:ディープインパクト
母:リュヌドール
母父:Green Tune
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 フィエールマン
2着 グローリーヴェイズ
3着 パフォーマプロミス
4着 エタリオウ
5着 ユーキャンスマイル
6着 チェスナットコート
7着 カフジプリンス
8着 リッジマン
9着 ケントオー
10着 クリンチャー
11着 メイショウテッコン
12着 ロードヴァンドール
(競走中止) ヴォージュ