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【皐月賞レース回顧】上位3頭は強い

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2019/4/22 06:00

思っている以上に上位3頭は強いのかもしれない。勝ったサートゥルナーリアは106日の休み明け。休み明けで外を回って最後は力でねじ伏せた。着差以上の完勝だったように思う。長期休養明けでサートゥルナーリアが負けるならここだろうと思っていたが力で完全にねじ伏せた。着差こそ僅かだが1枚も2枚も上手だったように感じるレースぶりだったように思う。


2019年の皐月賞(JRA公式YouTubeより)

レースは前半59.1-59.0のミドルペース。全体のラップを見ると、前半はそこそこレースは流れて、12秒台半ばは1度だけ。馬場の傾向もあっただろうがやや速めのミドルペースという感じだろうか。

ラスト3ハロンは加速ラップで締める

勝ちタイム 1:58.1
前後半 59.1-59.0
レースラップ
12.3-10.5-12.0-11.8-12.5
12.1-12.2-11.7-11.6-11.4

田辺騎手の談話にもあったが、「馬場固めで止まらない傾向だった」とコメントしていた。上位3頭はいずれも好位での追走となったが、特筆すべきなのは、ラストまで伸び続けた加速ラップでレースを締めくくっているところ。上位3頭は中山の一番苦しい最後の坂でももうひと伸びし、4着以下とは2馬身差だが着差以上に力の開きがあるように見受けられた。ダービーで4着以下からの逆転は…新たな新星が現れるのかトライアルの行方を見守りたい。