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【フローラS】武藤「内をこじ開けられてしまいました」レース後 ジョッキーコメント

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2019/4/22 05:30

4月21日、東京競馬場で行われたG2・フローラステークスは、3番人気のウィクトーリアが外から強襲して差し切りV。ゴール前は大きく内外に馬が広がり並んでゴール。外から飛んできたウィクトーリアに軍配が上がった。このレースの1、2着馬に5月19日に行われるオークス(東京)への優先出走権が与えられる。

1着 ウィクトーリア
戸崎圭太騎手
「僕の馬は素晴らしい伸びでしたけど、他の馬もいましたのでどうかなと思いました。追い切りでもフットワークの良さは感じました。ただ、作戦では逃げていこうかという感じだったんですけど、スタート出遅れてしまったのでこういう形になってしまったんですけど、しっかり伸びて良いパフォーマンスを見せてくれたかなと思いますね。これだけ良いパフォーマンスを見せてくれましたので、良血馬でもありますし、今後さらなる成長に期待したいですね」

2着 シャドウディーヴァ
岩田康誠騎手
「最低限、権利は取れました。2400mの方が乗りやすいと思います」

3着 ジョディー
武藤雅騎手
「最後は内をこじ開けられてしまいました。2000mでも自分のレースが出来ました」

4着 パッシングスルー
石橋脩騎手
「3コーナーで少しフワッとしましたが、最後は伸びてくれました」

5着 フェアリーポルカ
和田竜二騎手
「自分から動かないといけない展開で、外枠で内に潜り込めませんでした。坂で厳しくなりました」

6着 ペレ
大野拓弥騎手
「(最初の)コーナーで寄られてポジションを下げたのが痛かった」

7着 ウインゼノビア
松岡正海騎手
「良い位置を取ることが出来ました。2000mまでなら大丈夫です」

8着 アモレッタ
三浦皇成騎手
「位置を取りに行っても我慢できました。気持ちのコントロールが出来れば良い走りが出来ます」

10着 エアジーン
Mデムーロ騎手
「折り合いが難しく出して行けなかったです。ヨーイドンの形になり厳しかったですね」

11着 フォークテイル
田辺裕信騎手
「最後伸びてないですね。距離もありますし、速い時計も初めてだったので…」

14着 セラピア
藤岡康太騎手
「ゲートは出てくれてポジションは想定通りでした。ただ、プレッシャーが掛かって力んでしまいました」

16着 ヴィエナブロー
藤田菜七子騎手
「前目のポジション取りたくて出して行きましたが、あの位置からになってしまいました。ペースが緩く、能力ある馬ですが噛み合わなくて申し訳ないです」

レース結果、詳細は下記の通り。

21日、東京競馬場で行われた11R・フローラステークス(G2・3歳オープン・牝・芝2000m)で3番人気、戸崎圭太騎乗、ウィクトーリア(牝3・美浦・小島茂之)が快勝した。ハナ差の2着に2番人気のシャドウディーヴァ(牝3・美浦・斎藤誠)、3着にジョディー(牝3・美浦・戸田博文)が入った。勝ちタイムは1:59.5(良)。

1番人気で藤岡康太騎乗、セラピア(牝3・栗東・藤岡健一)は、14着敗退。

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ヴィクトワールピサ×ブラックエンブレム

最内からシャドウディーヴァが先頭に立ったと思った瞬間、大外からウィクトーリアが鋭く差し切った。内目の枠からスタートを切ってラチ沿いほぼ後方にポジションをキープ、直線まで死んだふりで脚をじっくりと溜めたが直線入り口では馬群の壁が立ちはだかった。戸崎騎手は徐々に外に持ち出して縫うように捌いて抜けて来ると33.2の末脚を繰り出してゴール寸前強襲。2着の岩田騎手も「やったと思った」と言うほど、外から一瞬にして現れた。内外離れてゴールした決着はハナ差ウィクトーリアに軍配が上がった。

ウィクトーリア 5戦3勝
(牝3・美浦・小島茂之)
父:ヴィクトワールピサ
母:ブラックエンブレム
母父:ウォーエンブレム
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ウィクトーリア
2着 シャドウディーヴァ
3着 ジョディー
4着 パッシングスルー
5着 フェアリーポルカ
6着 ペレ
7着 ウインゼノビア
8着 アモレッタ
9着 クラサーヴィツァ
10着 エアジーン
11着 フォークテイル
12着 イノセントミューズ
13着 レオンドーロ
14着 セラピア
15着 エトワール
16着 ヴィエナブロー
17着 ネリッサ
18着 ローズテソーロ