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【ニュージーランドT】戸崎「切れ味はすごいです」レース後 ジョッキーコメント
2019/4/7 06:10
6日、中山競馬場で行われたG2・ニュージーランドトロフィーで、4番人気のワイドファラオが逃げ切り。超スローペースを演出して、上がりの脚33.9で締め、後続を完封する快勝劇となった。1番人気のアガラスは外から追い込むも4着まで。
ジョッキーコメント
1着 ワイドファラオ
内田博幸騎手
「本当に返し馬の感じとかすごくバネがあって、ほんとスピードのありそうな馬だったので、そのスピードを生かせて、中山の一番きつい坂をいい感じで駆け上がってくれたので楽しみです。やはり後ろからくる馬たちも力のある馬たちなので、馬には頑張ってくれというかたちで追っていました。楽しみです」
2着 メイショウショウブ
池添兼調教師
「ジョッキーはうまく乗ってくれたが、内があくのに時間がかかってしまいましたね。勝った馬にうまく逃げられてしまいました。前回は久々でスタートがもうひとつでしたが、もともと問題なくて、今日もうまく出てくれました」
3着 ヴィッテルスバッハ
戸崎圭太騎手
「スローでしたね。でも1頭だけ違う脚を使って。切れ味はすごいです。ただゲートは安定しませんし、コーナーでモタつく面もあるので、東京の方が良さそうです」
4着 アガラス
Cルメール騎手
「残念でした。超スローでしたし、中山だと速い脚を使えませんね。千六は合っているので、東京の方がいいと思います」
5着 ショーヒデキラ
野中悠太郎騎手
「内ラチぞいの理想的なところを取れましたし、折り合いも良かったです。直線で突っ込みたいところで行けず、待たされたのが痛かったですが、その後は脚を使ってくれました。ただベストは右回りより左回りだと思います」
6着 コスモカレンドゥラ
丹内祐次騎手
「前回よりは状態は良かったです。ただ今日はペースが遅かったです」
11着 グラナタス
三浦皇成騎手
「いい感じでしたが、途中から来られてリズムを崩してしまいました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
6日、中山競馬場で行われた11R・ニュージーランドトロフィー(G2・3歳オープン・芝1600m)で4番人気、内田博幸騎乗、ワイドファラオ(牡3・栗東・角居勝彦)が快勝した。クビ差の2着にメイショウショウブ(牝3・栗東・池添兼雄)、3着に2番人気のヴィッテルスバッハ(牡3・美浦・池上昌和)が入った。勝ちタイムは1:34.2(良)。
1番人気でC.ルメール騎乗、アガラス(牡3・美浦・古賀慎明)は、4着敗退。なお、9番のアンクルテイオウは競走除外となっている。
ヘニーヒューズ産駒 ワイドファラオ
ワイドファラオがマイペースに持ち込み、逃げ切りで嬉しい重賞初制覇を飾った。スタートから先手を奪うと他馬に競りかけられることなく先頭をキープ。各ジョッキーが「超スローペースだった」とレース後、コメントする中で松岡正海騎乗のミッキーブラックが向こう正面で果敢にペースアップ。押し上げを図ったが、逃げたワイドファラオに33.9で上がられては後続になす術はなかった。
ワイドファラオ 4戦2勝
(牡3・栗東・角居勝彦)
父:ヘニーヒューズ
母:ワイドサファイア
母父:アグネスタキオン
馬主:幅田昌伸
生産者:フジワラフアーム
【全着順】
1着 ワイドファラオ
2着 メイショウショウブ
3着 ヴィッテルスバッハ
4着 アガラス
5着 ショーヒデキラ
6着 コスモカレンドゥラ
7着 ココフィーユ
8着 アフランシール
9着 ミッキーブラック
10着 カルリーノ
11着 グラナタス
12着 ホープフルサイン
13着 ダイシンインディー
14着 エリーバラード
(競走除外) アンクルテイオウ
※主催者発表のものと照らし合わせください