競馬ニュース
【日経賞】デムーロ「坂を上がってから…」関係者コメント
2019/3/24 06:10
23日、中山競馬場で行われたG2・日経賞は武豊騎乗のメイショウテッコンが逃げ切り勝ち。武豊騎手は日経賞初勝利。関係者コメントは下記のとおり。
1着 メイショウテッコン
武豊騎手
「スタートが元々中で暴れる癖があったんですけど、栗東で厩舎の方がしっかりとその練習をしてくれた効果が見事に出ましたね。(道中エタリオウも上がってきましたがそこから直線に向けてはどうでしたか?)あわせる感じでペース上げたんですけど、終始手応えが良かったので良い感じだなと思っていました。僕はおそらく(次のG1は)騎乗出来ないと思うんですけど、馬は間違いなく良くなっていますね。(先日野球界ではイチロー選手が引退されて、武騎手は今年重賞3勝目まだまだこれからという感じがしましたが…)伸び盛りですね笑󠄀 頑張ります」
高橋義忠調教師
「精神的な成長と体の成長が整ってきた。心臓はかなりいいものを持っています。
長い距離は良いと思います」
2着 エタリオウ
Mデムーロ騎手
「残念です。久々の分か坂を上がってから苦しくなりました…」
3着 サクラアンプルール
金成貴史調教師
「距離ロスもなく良い形で流れに乗れた。やりたい競馬は出来ましたし、展開で負けはしたけどアンプルールは気分良く走れていました」
4着 ハッピーグリン
服部茂史騎手
「無理に下げることなく出たなりであの位置から。まだまだやれそうです」
5着 ゴーフォザサミット
石橋脩騎手
「ラスト甘くなりましたが、久々と馬場の分かもしれません」
戸崎圭太「道中ハミが抜けず…」
6着 ルックトゥワイス
戸崎圭太騎手
「道中ハミが抜けず、ペースが遅かったにしてももっと楽に走れているのですが…」
7着 クリンチャー
三浦皇成騎手
「いい頃の感じに戻っています。良い前哨戦になりました」
9着 チェスナットコート
坂井瑠星騎手
「道中はリラックスしてエタリオウをマークしてついていくイメージでした。一回つかってよくなると思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
23日、中山競馬場で行われた11R・日経賞(G2・4歳上オープン・芝2500m)で3番人気、武豊騎乗、メイショウテッコン(牡4・栗東・高橋義忠)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に1番人気のエタリオウ(牡4・栗東・友道康夫)、3着にサクラアンプルール(牡8・美浦・金成貴史)が入った。勝ちタイムは2:34.2(稍重)。
2番人気で戸崎圭太騎乗、ルックトゥワイス(牡6・栗東・藤原英昭)は、6着敗退。
重賞2勝目を飾ったメイショウテッコン
先日50歳になったばかりの武豊騎手が見事な手綱捌きを見せた。スタートを決めて先手を主張すると前半1000mを62.7で通過。マイペースで終始手応えは良く、向こう正面でエタリオウがスローペースと見るや一気に押し上げて来るも、慌てず騒がずじわっとペースを上げた。完全にメイショウテッコン、エタリオウの争いとなり、勝負どころから再び突き放したメイショウに軍配があがった。インタビューでは21日に引退を発表したメジャーリーガーのイチロー選手について触れられる場面もあり、武騎手はまだまだこれからですねと問われると、武騎手は「伸び盛りですね(笑)」と報道陣の笑いを誘ってインタビューを締めた。
メイショウテッコン 11戦5勝
(牡4・栗東・高橋義忠)
父:マンハッタンカフェ
母:エーシンベロシティ
母父:Lemon Drop Kid
馬主:松本好雄
生産者:下屋敷牧場
【全着順】
1着 メイショウテッコン
2着 エタリオウ
3着 サクラアンプルール
4着 ハッピーグリン
5着 ゴーフォザサミット
6着 ルックトゥワイス
7着 クリンチャー
8着 ブラックバゴ
9着 チェスナットコート
10着 カフェブリッツ
11着 アクションスター
12着 グランアルマダ
※主催者発表のものと照らし合わせください