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【西内荘コラム】マーチステークスにはヒラボクラターシュ
2019/3/23 20:57
高松宮記念は、私が独立開業した当時にはまだ存在していなかったG1です。そんなことから歴史は浅い?といえなくもないけど、担当馬で2勝しています。最近まで高松宮記念はドバイワールドカップと開催週が重なっていたので、そうではない今年は20年ぶりにライブ観戦のチャンスだったのですが、残念なことに装蹄の担当馬は出走していません。
今週は、昨夏のフランス遠征時に小林厩舎で修行していた加藤くんが競馬学校を卒業して、美浦トレセンで仕事をすることになったとの知らせ。松永幹夫厩舎のメンバーと共に京都・祇園で合流。昨夏の思い出話に花が咲きました。そういえば近年、厩舎に多くなってきたのが高学歴の調教助手や調教厩務員。加藤くんは東大卒なのでいつかはやはり調教師を目指すのでしょう。仏国のシャンティイで開業する小林厩舎にはこうして日本人ライダーがいて、加藤くん同様に谷川くんという若者もおり、このほど日本の競馬学校に入学したそうです。人との出会いは大切にしたいので、彼とも数年先にはまた出会えることになると信じています。
今週は4重賞ある中で、担当馬では阪神の毎日杯にダノンテイオーが出走。体質がやっとしっかりしてきた感があり楽しみです。中山のマーチSにはヒラボクラターシュとロードゴラッソ。