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【スプリングS】武豊「やりたいレースは出来た」レース後 ジョッキーコメント

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2019/3/18 06:20

17日、中山競馬場で行われたG2・スプリングステークスで10番人気のエメラルファイトが直線の攻防を制して嬉しい重賞初制覇を飾った。スプリングステークス、レース後ジョッキーコメントは以下のとおり。

1着 エメラルファイト
石川裕紀人騎手
「頭数がフルゲートに近かったので、他の馬をどうさばくかということだけを考えて、ある程度まわりを見渡せるポジションが良かったので、道中のポジション的には理想通りのポジションで運べました。(直線の手応えは)かなり良い手応えで抜けたので、もう少し最後手応えのわりには楽に勝てるかなと思ったんですけど、坂で一瞬応えて、後ろから外から来られてまたグッともう一伸びしてくれたので馬の根性に助けられました。馬体的には大きな変わりはないのですが、内面的に精神面ですごい成長がみられるなと。毎日調教に乗っているのでその辺りは感じますね。(2度目の重賞制覇)すごく嬉しいですけど、相沢厩舎の馬で所属の先生の馬で勝てたというのがとても嬉しいです。スプリングステークス勝つことが出来たので、次またG1でエメラルファイトを応援してもらえればと思います」

2着 ファンタジスト
武豊騎手
「うまく折り合いがついたし、やりたいレースはできました。距離も全く問題なかったです。力のあるところを見せてくれました。ただあそこまでいったら勝ちたかったですね」

3着 ディキシーナイト
石橋脩騎手
「うるさいところがあると聞いていましたが、落ち着いていましたね。1角でゴチャついた時にも、掛からずに対処していました。切れるタイプではないので、早めに動かしていくイメージで持ち味を生かせました。最後は目標になってしまいましたが、いい根性を見せてくれました」

4着 タガノディアマンテ
田辺裕信騎手
「口向きに難しいところがありますね。流れが向いたり、馬の気を損ねなければ、上位に来れる力はありますよ」

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F.ミナリク「道中ずっとプレッシャーをかけられてしまって…」

5着 ヒシイグアス
F.ミナリク騎手
「とてもいいスタートを切って、いいポジションをとれました。ただ道中ずっとプレッシャーをかけられてしまって…」

7着 ロジャーバローズ
川田将雅騎手
「パドックからゲートまで、競馬にむかえる精神状態ではありませんでした」

レース結果、詳細は下記のとおり。

17日、中山競馬場で行われた11R・スプリングステークス(G2・3歳オープン・芝1800m)で10番人気、石川裕紀人騎乗、エメラルファイト(牡3・美浦・相沢郁)が快勝した。アタマ差の2着に1番人気のファンタジスト(牡3・栗東・梅田智之)、3着にディキシーナイト(牡3・美浦・国枝栄)が入った。勝ちタイムは1:47.8(良)。

2番人気で川田将雅騎乗、ロジャーバローズ(牡3・栗東・角居勝彦)は、7着敗退。

石川裕紀人騎手は重賞2勝目

エメラルファイトが直線、横並びの追い比べから最後ひと伸びし、嬉しい重賞初制覇を飾った。レースでは隊列のちょうど中団付近からレースを進め、直線入り口で先行集団に並びかける積極的なレース振りを見せた。坂を登って各馬横並びの追い比べとなると、外から来た1番人気のファンタジストを抑えて1着でゴール。引き上げてきた検量前では石川騎手が雄叫びをあげて喜びを表現した。

エメラルファイト 6戦3勝
(牡3・美浦・相沢郁)
父:クロフネ
母:セトウチソーラー
母父:スペシャルウィーク
馬主:高橋勉
生産者:金成吉田牧場

【全着順】
1着 エメラルファイト
2着 ファンタジスト
3着 ディキシーナイト
4着 タガノディアマンテ
5着 ヒシイグアス
6着 クリノガウディー
7着 ロジャーバローズ
8着 シークレットラン
9着 ゲバラ
10着 ニシノカツナリ
11着 ユニコーンライオン
12着 フィデリオグリーン
13着 リーガルメイン
14着 コスモカレンドゥラ
15着 リバーシブルレーン
16着 カラテ

※主催者発表のものと照らし合わせください