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【弥生賞】武豊「進んで行かなかった」レース後 ジョッキーコメント

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2019/3/4 06:20

3日、中山競馬場で行われた、G2・弥生賞で8番人気のメイショウテンゲンが差し切り勝ち。重馬場も苦にすることなくスイスイと進み、人気各馬も一気に飲み込んだ。1、2番人気の各馬は直線失速し馬券圏外に。レース後、ジョッキーコメントは以下のとおり。

1着 メイショウテンゲン
池添謙一騎手
「この雨の馬場が味方したのかなっていうふうにまず一番はそう思います。終始良い形で馬場をあまり気にせず走ってくれていましたし、お母さんもそういうところあってこういう馬場が得意だったので、息子も大丈夫でしたね。まだまだ子供っぽいところはあるんですけど、直線まだフラフラしていましたし、まだ良くなってくるとは思うんですけど、今日しっかりレース出来ましたし、前走で少しキレ負けしている形だったので、今日はちょっと早め早めに競馬していこうと思って上手くいったと思います。これで権利取れましたし賞金も加算出来ましたし、向かっていけるんじゃないかなと思います。テンゲンにとって初めての重賞制覇だったのですごく良かったと思いますし、これからクラシックに向けて順調に本番を迎えてほしいと思います」

2着 シュヴァルツリーゼ
石橋脩騎手
「スタートで他馬に寄られて後ろからになりました。(走りやすい)馬場を探しながら3コーナーから動いていきましたが、まだ2戦目で他馬に寄られて馬がびっくりしている感じでした。あれがなければもう少し際どかったかもしれません」

3着 ブレイキングドーン
福永祐一騎手
「全然進んで行かなかった。気ムラな面がある馬です。こういう馬場は上手ですね」

4着 ニシノデイジー
勝浦正樹騎手
「この馬場も良いかなと思っていたくらいなので、枠も枠だったので無理して外出さなくてもと考えていました。スムーズといえばスムーズだったとは思うんですけど…ハミを替えて乗りやすくなっていましたし、まだトモがしっかりしていない部分もありますし、馬場なのか…残念です」

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武豊「進んで行かなかった」

6着 サトノラディウス
武豊騎手
「馬場が重くなり過ぎた。跳びが大きい馬で3、4コーナーで進んでいかなかった」

7着 ラストドラフト
田辺裕信騎手
「人気も背負っていて道中、終始プレッシャーかけられてた感じはありまたし、馬場に戸惑いがあったのかもしれません。良い感じだなと思って進めてたので、こんなに止まるとは思いませんでした…」

9着 ヴァンケドミンゴ
F.ミナリク騎手
「馬場が全然合わなかった…」

レース結果、詳細は下記のとおり。

3日、中山競馬場で行われた11R・弥生賞(G2・3歳オープン・芝2000m)で8番人気、池添謙一騎乗、メイショウテンゲン(牡3・栗東・池添兼雄)が快勝した。1.1/2馬身差の2着にシュヴァルツリーゼ(牡3・美浦・堀宣行)、3着にブレイキングドーン(牡3・栗東・中竹和也)が入った。勝ちタイムは2:03.3(重)。

1番人気で勝浦正樹騎乗、ニシノデイジー(牡3・栗東・高木登)は4着、2番人気で田辺裕信騎乗、ラストドラフト(牡3・栗東・戸田博文)は7着敗退。

ディープ×フレンチデピュティは弥生賞好相性

母にメイショウベルーガという血統のメイショウテンゲンが道悪馬場も苦にすることなく、外から豪快に差し切り勝ちを決めた。道中は先行集団を見ながら6、7番手の位置に。早め早めを意識するような競馬で勝負どころから押し上げていくと、人気各馬が伸びあぐねる中、外から水を得た魚のように豪快に脚を伸ばした。弥生賞と相性の良い血統馬らしいレースで、皐月賞への優先出走権を獲得した。近年ではマカヒキ、カデナとディープインパクト×フレンチデピュティの血統がこのレースを好走しており、相性のいい弥生賞血統だった。

メイショウテンゲン 6戦2勝
(牡3・栗東・池添兼雄)
父:ディープインパクト
母:メイショウベルーガ
母父:フレンチデピュティ
馬主:松本好雄
生産者:三嶋牧場

【全着順】
1着 メイショウテンゲン
2着 シュヴァルツリーゼ
3着 ブレイキングドーン
4着 ニシノデイジー
5着 カントル
6着 サトノラディウス
7着 ラストドラフト
8着 ナイママ
9着 ヴァンケドミンゴ
10着 ラバストーン 

※主催者発表のものと照らし合わせください