27日、東京競馬場で行われた、G3・根岸ステークスは、Dr.コパこと小林祥晃さん所有のコパノキッキングが優勝。レース後、ジョッキーコメントは以下の通り。

1着 コパノキッキング
O.マーフィー騎手
「良い位置に楽につけられたので、今後どうやってこの馬が良くなっていくか、すごく楽しみだと思います。唯一懸念していたのは、1200から1400になったとこだったので、その点に関してはあまり早く先頭にならないようにという部分はすごく気をつけました。ただ、この馬にとってはもしかしたら1200ぐらいが一番ベストな距離なのかもしれないですね。今回こうやってJRAや多くの人達のサポートのおかげでここにこれたことにすごく感謝していますし、日本の競馬はやっぱり世界一だと思いますので、今後も何回も来たいと思っています。よろしくお願いします」

2着 ユラノト
C.ルメール騎手
「武さんの後ろでちょうど良いレースが出来ました。直線では楽に抜けて伸びてくれました。勝った馬が強いですね」

3着 クインズサターン
四位洋文騎手
「中団でいい感じに追走出来て、最後まで良く頑張ってくれました」

4着 モーニン
和田竜二騎手
「ようやく復調してきた感じ。枠順や展開で本番が楽しみです」

5着 ワンダーリーデル
柴田大知騎手
「砂を被ると怯んでしまう。前が開いてからはもう一度伸びてくれた」

7着 ヤマニンアンプリメ
内田博幸騎手
「久々の左回りで戸惑ったところもありました。直線も苦しいところで切り替えて伸びてくれました」

8着 サンライズノヴァ
戸崎圭太騎手
「イメージ通り行けた。4コーナーでもいつもの感じだったがそこからが…」

【早春S】アイスバブルが連勝でオープン入り！

歌手の北島三郎さん所有 キタサンミカヅキは9着

9着 キタサンミカヅキ
森泰斗騎手
「いつもより下げて終いを生かすという指示でした。勝ち馬の後ろにつけれたが、瞬発力の差で突き放されました」

10着 ケイアイノーテック
藤岡佑介騎手
「返し馬も素晴らしかったです。凄くいい状態でした。ダートは全くダメではなかったけど、一線級相手で分が悪かったです」

13着 マテラスカイ
武豊騎手
「自分のレースは出来た。乾いたダートは合わないね」

レース結果、詳細は下記の通り。

27日、東京競馬場で行われた11R・根岸ステークス（G3・4歳上オープン・ダ1400m）で2番人気、O.マーフィー騎乗、コパノキッキング（せん4・栗東・村山明）が快勝した。3/4馬身差の2着にユラノト（牡5・栗東・松田国英）、3着にクインズサターン（牡6・栗東・野中賢二）が入った。勝ちタイムは1:23.5（良）。

1番人気で戸崎圭太騎乗、サンライズノヴァ（牡5・栗東・音無秀孝・担当装蹄師/西内荘）は、8着敗退。

【PHOTO】根岸ステークス 返し馬

マーフィー騎手はJRA重賞初制覇

コパノキッキングが前走のカペラステークスに続いて重賞を連勝。1600万下から4連勝のゴールを決めた。レースでは前走の最後方とは一転、先行各馬を見ながら中団やや前目で流れに乗ると手応え良く勝負どころから進出。人気各馬を目掛けて直線外から伸びると、先に抜け出したユラノトをゴール前捉えて見事に差し切った。先週のインティに続き、新たな勢力としてダート界を引っ張って行きそうだ。

コパノキッキング　9戦7勝
（せん4・栗東・村山明）
父：Spring At Last
母：Celadon
母父：Gold Halo
馬主：小林祥晃
生産者：Reiley McDonald

【全着順】
1着　コパノキッキング
2着　ユラノト
3着　クインズサターン
4着　モーニン
5着　ワンダーリーデル
6着　ノボバカラ
7着　ヤマニンアンプリメ
8着　サンライズノヴァ
9着　キタサンミカヅキ
10着　ケイアイノーテック
11着　クロスケ
12着　ラブバレット
13着　マテラスカイ
14着　サトノファンタシー
15着　メイショウウタゲ
16着　レッドゲルニカ

※主催者発表のものと照らし合わせください