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【有馬記念】レイデオロ2着敗退!ルメール「今日はハービンジャーの馬場でした」

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2018/12/23 18:07

古馬の代表格レイデオロは、午後から降り出した雨が影響したのか、抜け出したブラストワンピースを捉えることが出来ず2着に敗れ去った。道中のポジションも前も後ろも見ながら追走出来る絶好のポジショニングで、直線抜け出すだけという運びだったが、すぐ前にいたライバルを最後まで捉えることは出来なかった。鞍上のルメール騎手も「今日はハービンジャー(産駒)の馬場でした」と雨で緩くなった馬場の影響があったと語った。

2着 レイデオロ
C.ルメール騎手
「完璧なレースでした。4コーナー馬場がやわらかくて、レイデオロの反応が良くなかったです。良い競馬が出来たし、最後まで頑張ってくれました。今日はハービンジャー(産駒)の馬場でしたし、斤量差の分ですね」

レース結果、詳細は下記のとおり。

23日、中山競馬場で行われた11R・有馬記念(G1・3歳上オープン・芝2500m)で3番人気、池添謙一騎乗、ブラストワンピース(牡3・美浦・大竹正博)が快勝した。クビ差の2着に1番人気のレイデオロ(牡4・美浦・藤沢和雄)、3着にシュヴァルグラン(牡6・栗東・友道康夫)が入った。勝ちタイムは2:32.2(稍重)。

2番人気で川田将雅騎乗、キセキ(牡4・栗東・中竹和也)は、5着敗退。

強い3歳世代のブラストワンピースが快勝

強い3歳世代のブラストワンピースが古馬の一線級をまとめてなぎ倒し世代交代を高らかに宣言した。五分のスタートをきったブラストワンピースは6、7番手の位置でレースを展開し、スムーズに折り合いセンスの良い走りを見せた。午後の雨で馬場が徐々に緩くなっていったが、苦にすることなく勝負どころから徐々に進出。直後から1番人気のレイデオロが迫っていたものの最後まで先頭を譲ることなく見事に1着で駆け抜けた。

オジュウチョウサンは惜しくも9着に敗れる

障害から平地へ挑戦し、武豊騎手と共に挑んだオジュウチョウサンは、4コーナーから見せ場を作るも9着敗退。レース後の囲み取材では武騎手も「走りに感動しました」と同馬の健闘を讃えた。

この秋の3歳世代のG1制覇は、マイルチャンピオンシップのステルヴィオ、ジャパンカップのアーモンドアイ、チャンピオンズカップのルヴァンスレーヴに引き続いての勝利。

ブラストワンピース 7戦5勝
(牡3・美浦・大竹正博)
父:ハービンジャー
母:ツルマルワンピース
母父:キングカメハメハ
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ブラストワンピース
2着 レイデオロ
3着 シュヴァルグラン
4着 ミッキーロケット
5着 キセキ
6着 サトノダイヤモンド
7着 サクラアンプルール
8着 モズカッチャン
9着 オジュウチョウサン
10着 マカヒキ
11着 ミッキースワロー
12着 リッジマン
13着 スマートレイアー
14着 パフォーマプロミス
15着 クリンチャー
16着 サウンズオブアース

※主催者発表のものと照らし合わせください