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【香港マイル】友道師「凄く落ち着いていました」香港マイル関係者コメント

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2018/12/9 22:50

9日、香港のシャティン競馬場で行われたG1・香港マイル、日本馬関係者コメント。

2着 ヴィブロス
友道康夫調教師
「仕上がりも良くて、落ち着きに関しては海外が合っているのか好きなのか、ドバイと同様すごく落ち着いていましたね。久々の1600でちょっと後ろ目のポジションにはなったんですけど、1800・2000使うよりも折り合いがついて追走出来ていたと思います。4コーナーまわる時は一瞬いいかなと思ったんですけど、1着馬が強かったですよね。これだけ走ってもそんなに疲れもなくてケガもなくて無事厩舎のほうに帰ってきました。せっかく応援してもらって、負けはしましたけど、この馬なりに頑張ったと思いますし、応援ありがとうございました」

5着 ペルシアンナイト
池江泰寿調教師
「ちょっと馬場入りはボーっとしていて、もう少し気合いがのってほしいなと思っていました。ここ最近は割とスタート出てくれていたのであんまり気にはしなかったんですけど、やっぱり遅いのは遅いですよね。ポジション的にはいつものポジションなんですけど、そんなにペースも上がらなかったので、ビューティージェネレーションも楽に行っていたので、このままやられるなとは腹をくくって見ていました。最後はこの馬らしいとことみせてくれると思ったんですけど、本来トップギア入るのに入らなかったですね。状態面は良かったのですけど。応援していただいたのに結果が出せず申し訳ないと思っています。しっかりとしてペルシアンらしい走りをお見せ出来るように頑張っていきたいと思っています。応援ありがとうございました」

M.デムーロ騎手
「状態は大丈夫でした。良い感じでした。(スタートの)タイミングは良かったけどなかなか進んでいかなかった。いつもよりは進んでいかなくて時間がかかりました。3.4コーナーに上がってきたけど前が止まらなかった。残念です。日本の馬勝てなかったです。本当に残念。すみませんでした」

7着 モズアスコット
矢作芳人調教師
「なんか反応が悪かったね。スタートゲートを出てからはあまり反応良くなかったということで、直線もなんか…悪いとこ悪いとこにいってしまって、ツキもなかったけど、本当に良いときのアスコットの走りではなかったかなとは思います。ちょっと反応が良くなかったというジョッキーの話でした。前回ちょっと精神的にきついレースだったので、そのダメージがあったのかなとは思います。ちょっと一回休ませて立て直したいと思います。勝った馬は強かったですね。ヴィブロス頑張ってくれたけど、ビューティージェネレーション強いんだなと思いました。またいつか巻き返せるように頑張りたいと思います。応援ありがとうございました」

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レース結果、詳細は下記のとおり。

9日、香港のシャティン競馬場で行われた7R・香港マイル(G1・3歳上・芝1600m)で1番人気、Z.パートン騎乗、ビューティージェネレーション(せん6・香・J.ムーア)が快勝した。3馬身差の2着に日本馬のヴィブロス(牝5・栗東・友道康夫)、3着にサザンレジェンド(せん6・香・C.ファウンズ)が入った。勝ちタイムは1:33.52(良)。

2番人気でM.デムーロ騎乗のペルシアンナイト(牡4・栗東・池江泰寿)は5着、C.ルメール騎乗のモズアスコット(牡4・栗東・矢作芳人)は7着敗退。

ビューティージェネレーションが連覇 ヴィブロスがラストランで2着

香港馬のビューティージェネレーションが圧倒的な強さを見せてこのレース連覇となった。道中で先頭を奪い、直線でも突き放す完勝。ゴール前は楽々流して他馬を寄せ付けなかった。日本勢はヴィブロスは中団から、ペルシアンナイトは後方4番手付近、はモズアスコットは後方2番手を追走して直線勝負に徹する形になった。勝負所から外目をヴィブロス、ペルシアンナイトが上がって行き直線の追い比べとなると、日本馬が三頭並ぶような形で末脚勝負となったが、先に抜け出したビューティージェネレーションには遠く及ばず2着争いまでとなった。大激戦の2着を制したのはラストランのヴィブロスが抜け出し、勝利とはならなかったものの最後まで懸命に走りきった。