競馬コラム
天皇賞・秋レース傾向
2023/10/29 06:00
◆レース傾向
人気傾向
1番人気が好成績。次いで、2番人気の成績が良好。人気薄は7番人気まで。勝率を見ると、1番人気が3勝と抜けていて、他の勝利は2番人気、3番人気が各1勝。勝ち馬は3番人気以内。
枠番傾向
3枠が有利。ドウデュース次いで、5枠の成績が良好。ガイアフォース。8枠は1度も馬券内に入ってない。
脚質傾向
実は逃げが有利!?複勝率を見ると、逃げが60%、差しが25%、先行が17%、追い込みが12%。1着に限ると、差しが4勝、先行が1勝。
イクイノックスvsドウデュース
◆短評
イクイノックス
キタサンブラック産駒(サンデーサイレンス系)
加速力と最高速度で言えばドウデュース、昨年でもあれだけやれたならもっとスムーズだったり、持ち味を活かすことが出来ればチャンスはあるのではないかと思うダノンベルーガ・ジャックドール。魅力のある馬たちもいるが、総合力の高さはやはりイクイノックス。
少頭数でノビノビ走れる可能性は高く、この並びも悪くない。他にも末脚をしっかり引き出したいドウデュース・ダノンベルーガと比べれば不利を受ける可能性は低い。外への意識を持って運びやすくロスも最小限に抑えやすい今回の条件は連覇への追い風に。
ドウデュース
ハーツクライ産駒(サンデーサイレンス系)
加速力と最高速度ならイクイノックスにも負けない。ただ、東京の長いでの持続力は現状だとイクイノックスの方が上か。勝つためには脚の引き出し方に工夫が必要で、出来ればギリギリまで追い出しを我慢できる展開が理想。そう考えると内の枠は噛み合う可能性もある。詰まったとしても焦る必要はないが外への意識は必要で、内を選んだり選ばざるを得なくなってしまうと危ないのかも。
ダノンベルーガ
ハーツクライ産駒(サンデーサイレンス系)
昨年の天皇賞は3着。近年の東京では差し馬が内の方を選択するメリットはあまりないし、もしも外のイクイノックスと併せるようなコース取りになっていればもっと際どかったかもしれない。頭数の少なさとモレイラ騎手の意識から今年はそれが出来るのでは。
プログノーシス
ディープインパクト産駒(サンデーサイレンス系)
川田騎手が完璧な騎乗をすれば。勢いのあるディープ産駒という怖さはあるが、さすがにイクイノックスやドウデュース相手にまともにやって勝てるほどのレベルにはまだない。もちろん3着なら十分可能だが、勝ち負けとなると完璧なレース運びにプラスして他の馬の良さを封じる必要もある、という意味で川田騎手頼みというところが大きいか。
◆外厩情報
●ノーザンファーム天栄
イクイノックス
●ノーザンファーム
ダノンベルーガ(ノーザンFしがらき)
●ノーザンファーム空港
ジャスティンパレス(ノーザンFしがらき)
ドウデュース
ヒシイグアス(ノーザンFしがらき)
●山元トレセン
プログノーシス
●吉澤ステーブルWEST
ジャックドール
●在厩調整
アドマイヤハダル
エヒト
ガイアフォース
ノースブリッジ
コメントを書く