【装蹄師・西内荘コラム】全国装蹄競技大会に弟子が出場

競馬コラム

カリスマ装蹄師・西内荘コラム

2023/10/21 06:45

　今週、全国装蹄競技大会が宇都宮で開催され、全国から集まった３４人の代表選手で競われ、私も弟子が出場していたので行ってきました。

　結果は3位でしたが以前準優勝だった時よりトップとの点数は詰まっていましたからよく頑張りました。私から見て、本人的にはひとつのミスさえ無ければと思ってるはずで悔しいと思いますが、また来年頑張ってほしいです。

　競技会場には各地方会の会長など、年長者が応援に来ていましたが、ふと気がついた事があって、誰も私の名を呼び捨てにしない？その筈、その中の現役の装蹄師で最年長が私だったことに驚きです。

　今週の菊花賞はショウナンバシット。皐月賞時にトモがしっかりしてくれば走る馬だと思っていたのでダービーまでに成長しきれなかったのは残念でした。まだ完成されてはいないと装蹄からは感じますが、それだけ伸びしろがある馬。秋初戦の神戸新聞杯を叩いて前走よりしっかりしている感触でした。

　昔から実力の菊花賞と言われていますが、遅れてきた登り馬が勝てるレースでもあります。私的にメジロデュレンとメジロマックィーン兄弟は印象的でした。このレースは担当馬が9勝していてデルタブルースからオウケンブルースリまで5年連続勝ったこともある相性の良いレース。あっと言わせてほしいです。

●10月21日（土）
・東京
10R　ナリタフォルテ

・京都
7R　チュウワダンス
　　サンライズタイソン
11R　イフティファール
12R　クリーデンス

●10月22日（日）
・東京
11R　ヘラルドバローズ

・京都
1R　テンエースワン
2R　ルクスアドラー
6R　ジャパンノウレッジ
8R　オウバイトウリ
9R　ミルトクレイモー
11R　ショウナンバシット
12R　グットディール
　　　タイミングナウ

以上が装蹄から感じた好感触馬です。

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