競馬コラム
【武豊日記】来年は現場で乗っていたい
2023/10/6 20:08
凱旋門賞は、フランスの3歳馬エースインパクトが無傷の6連勝で優勝。昨年とは全然違う晴れの速い馬場になって、33秒07という速い上がりで大外を突き抜けてきました。そういう馬場になるんなら行っとけば良かったと思った関係者もいたはずです。日本から唯一の挑戦だったスルーセブンシーズは、大健闘と言っていい4着。クリストフも満足だったでしょう。ボクは東京のスタジオでゲスト解説をしていましたが、来年は現場で乗っていたいものです。
ようやく涼しくなってきて、今週は競馬の秋を実感できる日程です。今日水曜日は大井で東京盃のヘリオスに騎乗し、明日木曜日も続けて大井。レディスプレリュードのアーテルアストレアは本来なら菱田騎手が騎乗するはずでしたが、彼が日曜日の阪神のパドックで肩を脱臼するケガ。手術を決断したのは賢明な判断で、再発がレース中だと大変なことにもなりかねません。今回は彼の代打で頑張ってきます(結果は1着)。
南部杯にはノットゥルノで参戦
週末の土日は京都で騎乗して、祝日の9日月曜日は盛岡に飛んで南部杯のノットゥルノに乗ってきます。月曜は過去9勝と相性抜群の京都大賞典が行われていますが、それを捨てて(騎乗依頼がなかっただけですが)の南部杯。G1ですし、賞金だって大賞典より高いんですから、ある意味当然の選択です。馬たちの頑張りに期待です。
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