◆血統
ジャックドール
モーリス産駒(ロベルト系)
前走の大阪杯で初G1制覇。ただ、昨秋の豪華メンバー天皇賞で4着というのはそんなに簡単なことではなく、この馬の良さが出せたとは言い難い競馬でも4着。血統的にも父はもちろん、母からも距離短縮は悪くない、というよりむしろ好材料。全頭が荒れた内を避けることで差し馬たちが必要以上に外を回ることになる、というレースメイクも武豊騎手ならやってきそう。

セリフォス
ダイワメジャー産駒(サンデーサイレンス系)
昨年のマイルCSの勝ち馬。前走1800mのドバイターフは勢いよく上がってきたが一気に脚色が鈍り、1800mは距離が長いという印象を残した。今回1600mに距離が戻ることは好材料。両隣が前に行く馬たちなのでスタートで挟まれるようだとキツイが、スムーズにジャックドールの後ろのラインを走れるようなら勝ちに行ける。

シャンパンカラー
ドゥラメンテ産駒(ミスプロ系)
前走NHKマイルCを勝利。3歳馬が安田記念に出てくること自体があまり多くないが、近年でもシュネルマイスターとセリフォスは人気以上の健闘を見せましたし、2011年にはリアルインパクトが9番人気の評価を覆して勝っている。これらの結果から3歳馬にも十分にチャンスがあるレースだと考えられる。

ソングライン
キズナ産駒(サンデーサイレンス系)
能力的には最上位評価。昨年も外から差し切っているので大外枠も問題はないはず。ただ、今年はジャックドールの武豊騎手が外の差し馬たちをさらに外に振るようなレース運びをするのではないかと予想。そうなるようならさすがにこの馬でも差し切れないかも。

ソダシ
クロフネ産駒(ヴァイスリージェント系)
牡馬相手にパフォーマンスを上げるタイプだとは思えないが、それでもマイルCS3着という結果を出せるだけの力がある。ジャックドールが残る展開ならこの馬もその恩恵を受けることが出来る。

シュネルマイスター
Kingman産駒(ダンチヒ系)
マイルではしっかり自分の能力分は走ってくるタイプで、その能力もトップクラス。外枠の分だけ評価は下げたが、やはり軽視は禁物の存在。

ガイアフォース
キタサンブラック産駒(サンデーサイレンス系)
もう少しメリハリをつけて走れるようにならないとマイルでもキレ負けすることは解消しない。ただ、本番の流れがちょうど良いというタイプかもしれない雰囲気もあるし、今回は弱点が表に出ない可能性のある条件。

◆外厩
■ノーザンファームしがらき
メイケイエール

■ノーザンファーム天栄
シュネルマイスター

■チャンピオンヒルズ
セリフォス

■ビッグレッドファーム鉾田
ウインカーネリアン

■宇治田原優駿ステーブル
ガイアフォース

■吉澤ステーブルWEST
ジャックドール

■山元トレセン
イルーシヴパンサー

■KSトレセン
カフェファラオ

■松風馬事センター
ナランフレグ

■在厩調整
シャンパンカラー
ソウルラッシュ
ソダシ
ソングライン
ダノンスコーピオン
ドルチェモア
ナミュール
マテンロウオリオン
レッドモンレーヴ