競馬コラム
共同通信杯レース傾向
2023/2/12 02:26
◆レース傾向
3歳牡馬にとってクラシック前にある唯一の東京競馬場での重賞で、関西から有力馬が遠征してきますが、最近では関東馬が優勢。有力馬の中でも前走重賞などで好走してきた馬の敗戦が目立ち、未勝利や新馬戦からの馬の活躍が目立つのが波乱要因。
差しが有利。スタートからコーナーまでの直線が長く3歳戦でペースが落ち着くので、追い込みは届かない傾向が強く、勝ち切るには、ある程度のポジションからまずまずの上がりが使える器用な馬が良い。先行は2着は0回となっているので、単軸は先行、連軸は差しと使い分けるのが良い。
◆馬番別
1番 3-1-0-6 40.0%
2番 0-2-0-8 20.0%
3番 0-0-0-10 0.0%
4番 1-1-3-5 50.0%
5番 0-1-1-8 20.0%
6番 2-0-2-6 40.0%
7番 2-1-1-6 40.0%
8番 1-2-1-5 44.4%
9番 0-2-0-7 22.2%
10番 1-0-1-6 25.0%
11番 0-0-1-5 16.7%
12番 0-0-0-4 0.0%
13番 0-0-0-1 0.0%
14番 0-0-0-1 0.0%
※15から18番は過去10年では出走なし
◆脚質別
逃げ 0-2-1-9
先行 6-3-6-17
中団 3-5-2-22
後方 1-0-1-29
マクリ 0-0-0-1
◆人気別
1番人気 1-3-1-5 50.0%
2番人気 1-1-3-5 50.0%
3番人気 4-2-1-3 70.0%
4番人気 2-1-2-5 50.0%
5番人気 0-1-0-9 10.0%
6番人気 2-1-0-7 30.0%
7番人気 0-1-0-9 10.0%
8番人気 0-0-1-8 11.1%
9番人気 0-0-1-8 11.1%
10番人気0-0-1-7 12.5%
11番人気 0-0-0-6 0.0%
12番人気0-0-0-4 0.0%
13番人気0-0-0-1 0.0%
14番人気0-0-0-1 0.0%
◆血統
ファントムシーフ
ハービンジャー産駒(ダンチヒ系)
ある程度の位置を取ることが出来るのに末脚もしっかりしているという総合力の高さがこの馬の強みで、それをしっかり出すことが出来ていればもっと良い結果になったと思うし、今回も好勝負になるはず。軽すぎない末脚も今の東京開催に合っているはず。データ的には500kg近い馬体重、前走2000mのレースで上り上位かつ好走という点がプラス。
無理に控えることなく馬まかせに普通の位置で進めることが出来ればチャンスはある。
タスティエーラ
サトノクラウン産駒(ノーザンダンサー系)
今回と同じ東京芝1800mの新馬戦は2番手からラスト3ハロンを11秒台前半でまとめて完勝。キャリア1戦ではあるものの、新馬戦の内容は文句なしで重賞でも即通用するだけのレベルだった。また、母父がマンハッタンカフェなのでレース間隔をしっかり取っていることもプラスになる。
タッチウッド
ドゥラメンテ産駒(ミスプロ系)
新馬戦は阪神2000mで逃げての勝利だったので、東京1800mになって戸惑わないかという不安はある。データ的に共同通信杯では「前走2000mのレースで上り上位かつ好走」という馬が連勝しており、これに該当していることから問題ない。
ダノンザタイガー
ハーツクライ産駒(サンデーサイレンス系)
東京スポーツ杯2歳ステークスは2着だったが、勝ち馬とはコース取りの差という感じで、この馬は期待通りの末脚を見せたと思う。能力の高さは間違いないが、まだ完成度は低めという印象で大味なレースになりがちなことが不安点。
△9.レイベリング
Frankel産駒(サドラーズウェルズ系)
デビュー2戦目で朝日杯フューチュリティステークスを3着に好走した素質馬。ただ、この血統の場合は経験よりも勢いややる気が大事なので、むしろまだ何のストレスもない2戦目だからこそ激走できたという可能性もある。今回もまだ3戦目なので勢いがなくなっているということもないはずだし、そもそも能力がないとG1で3着に来ることも出来ない。凡走するまでは追いかけて良い。
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