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【装蹄師・西内荘コラム】装蹄の感触が良かった馬(1/14土曜版)

カリスマ装蹄師・西内荘コラム

2023/1/13 20:52

 お正月肥りが気になる最中、食べ過ぎ注意報を発令しないと誘惑に負けそうになる冬の小倉開催が始まりました。とはいえ滞在競馬ではなくなった今は装蹄師が小倉に行く機会は少なく今週は行けなかったのですが、2開催あるので楽しみにしています。

 それにしても寒かったり暖かったり、火曜日は大雪で北海道の帰りの飛行機が飛べない事態になりました。北海道には30年も周期的に通っていて帰りの飛行機に限っては大雪や台風で欠航や大幅な遅延の引き目にあった事がなかったのに、昨今の異常気象に運も尽きたのか、変則開催でいつもより1日少ないうえに3場開催で出走馬が多い週ですから装蹄馬も多くてバタバタとしてしまいました。
 
 今日の愛知杯には金子ブランドのマリアエレーナとルビーカサブランカが対戦します。
マリアエレーナはずっと右肩上がりの感じがする馬で、装蹄していても競馬の度、今回のほうが良く感じるのでいつまでも成長期の感じです。

 ルビーカサブランカは左前肢が強度に内方している馬なのですが、6歳のここにきて装蹄での矯正がすごく楽になってきています。
これは走りに良い兆候であることは間違いないです。中山メインのスマートリアンは勝ちきれない競馬が続いていますが、成績以上に能力が高いのはわかります。

●中山
11R スマートリアン

●中京
3R ルクスフロンティア
6R ショウナンバシット
  ダノンペドロ
10R グットディール
11R マリアエレーナ
  ルビーカサブランカ

●小倉
4R スマートウィザード
10R スマートムーラン
12R フィルムスコア

【装蹄師・西内荘とは】
ディープインパクト、ウオッカ、ジェンティルドンナ、古くはメジロマックイーンなど、年度代表馬クラスの馬を数多く担当してきた、武豊も認めるカリスマ装蹄師。

脚を持った感触で調子の良し悪しや体調の変化を繊細に感じ取り、蹄の些細な変化を見逃さず、装蹄の方法、蹄鉄の種類などレースに合わせて選択していく事が出来る、装蹄師界の第一人者。

蹄の弱い(薄い)馬に接着装蹄を施すなど、歩様、姿勢の矯正や、蹄の病を装蹄作業の中で治療していくのも西内荘の特徴の1つ。

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