競馬コラム
西内荘/装蹄の感触が良かった馬【10/15土曜版】
2022/10/14 17:31
●新潟
6R ゲーテ
8R モズブーナー
●阪神
1R カンフーダンス
2R ヤマニンブルトンヌ
3R グァルジャー
6R ダノンフューチャー
7R ヒロノクイーン
10R バルトロメウ
12R レッドブロンクス
もう競馬、3日間競馬の翌週は装蹄師にとっては1日少なくなるので装蹄頭数をこなすのに四苦八苦することになります。
それにプラスして、当週出走馬の装蹄は追い切り後がほとんどなので水曜日に追い切りする厩舎は無く、この日は開店休業?が加わって追い討ちをかけるのです。
これは事前にわかっていることなので仕方ないとはいえ中央競馬の装蹄師には瞬発力が必要でとくにうちは私が明日から定期の北海道出張もあり、スタッフも全国装蹄競技会で栗東を空けるのが重なったのもあってディープ級の一瞬の脚がほしいです。
秋華賞は担当馬がいないかもと思っていたけど、タガノフィナーレが抽選を突破してくれたので良かったです。相手は強いし人気もないでしょうけど、ここにきて状態はぐんぐん上がってきたのを感じるので楽しみにしています。
東京ハイジャンプのスマートアペックスの復活にも期待。屈腱炎で長期休養から平場をひと叩きしての出走なので、先ずは無事に走ってきてほしい。今週の新馬戦はエリムに期待。少し神経質だけどそれがいい方に出てくれればと思います。
【装蹄師・西内荘とは】
ディープインパクト、ウオッカ、ジェンティルドンナ、古くはメジロマックイーンなど、年度代表馬クラスの馬を数多く担当してきた、武豊も認めるカリスマ装蹄師。
脚を持った感触で調子の良し悪しや体調の変化を繊細に感じ取り、蹄の些細な変化を見逃さず、装蹄の方法、蹄鉄の種類などレースに合わせて選択していく事が出来る、装蹄師界の第一人者。
蹄の弱い(薄い)馬に接着装蹄を施すなど、歩様、姿勢の矯正や、蹄の病を装蹄作業の中で治療していくのも西内荘の特徴の1つ。
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