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西内荘/装蹄の感触が良かった馬【10/8土曜版】

カリスマ装蹄師・西内荘コラム

2022/10/7 17:01

(C)競馬のおはなし

●阪神
1R ストリンジェンド
  スマートメイプル
5R レモンオーラ
  エクレアジョーイ
7R スマートウィザード
8R アファン
11R シャイニーブランコ
12R ヘラルドバローズ

競馬はダービーが終わるとさぁ来年ってことになるのですが、近年は10月1週目が終わっても新たな悲願になってる凱旋門賞に来年こそってなってますよね。私も今年は現地には行ってないですが、担当馬を含む日本馬の惨敗にもまた来年やねって思います。

今週は厩舎で装蹄してても馬場適性が話題に上がったのですが、その中で、どの馬が行ったら勝てたのかの話になって、私たち古参のなかではメジロマックイーンがいのいちばんにあがりました。そういえばこのコラムを書き始めた20年前の最初の登場馬がマックイーンでした。

パワーにスピードがあって四輪駆動の半端ない道悪巧者でしたからね。当時は凱旋門賞になんて話しは出てこなかったですけど、その年代の凱旋門のメンバーをみて思わず、勝てたかもって思ってしまいました。それにあのオルフェーブルにもマックの血脈はつながっていますしね。と、勝手なたられば話しでした。今週はこれもまた難関の調教師の一次試験発表でした。今年も仲の良い助手数名から合格の連絡をもらいましたが、競馬会のためにも2次も受かってほしい仲間達で頑張ってほしいです。京都大賞典はディバインフォース。次につながるレースをしてくれればと思います。

【装蹄師・西内荘とは】
ディープインパクト、ウオッカ、ジェンティルドンナ、古くはメジロマックイーンなど、年度代表馬クラスの馬を数多く担当してきた、武豊も認めるカリスマ装蹄師。

脚を持った感触で調子の良し悪しや体調の変化を繊細に感じ取り、蹄の些細な変化を見逃さず、装蹄の方法、蹄鉄の種類などレースに合わせて選択していく事が出来る、装蹄師界の第一人者。

蹄の弱い(薄い)馬に接着装蹄を施すなど、歩様、姿勢の矯正や、蹄の病を装蹄作業の中で治療していくのも西内荘の特徴の1つ。

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