競馬コラム
西内荘/装蹄の感触が良かった馬【9/10土曜版】
2022/9/9 06:01
小倉最終の夜は毎年恒例の打ち上げはこのご時世なので大人数はやめ、フランス遠征前の豊くんの壮行会もかねて小ぢんまりと数人で集まり夏を無事に終えたことを労いました。フランスの準備がある豊くんはその日の最終の新幹線で京都に帰り、私も予定だった北海道の牧場に出発しました。
このスケジュール。メインレースにクリダームがいるからの理由はあるけど、日曜日に直行予定の北海道とは正反対の小倉に立寄るにはタイトな行程。ちょっとあわてたのか伊丹空港のANAラウンジでコーヒーを服に溢して大慌て、ハプニングですわ(笑)それも時間帯的に小さな飛行機しかなかったので、いつもなら預けない手荷物を預けてたから大変!服の替えが無くて慌てたけれど、ラウンジスタッフが即座に洗濯をして出発前に乾かしてくれたのには驚きと感謝しかなかったです。
滅多にないアクシデントだったけど、おかげで予定通りの仕事と集まりに間に合いました。木曜日にフランスに出発したディープボンド。その日の朝に検疫厩舎で装蹄と現地語に本番用と予備の蹄鉄を準備して持たせてました。その検疫厩舎で厩舎清掃をしているのは見覚えのある厩舎スタッフOBの方達で、その中に24年前はに日本調教馬初のG1勝利を挙げたシーキングザパールの厩務員、富菜さんがいて、懐かしくて思い出話し、ボンド担当の元角居調教師の御子息も話に混ざって、なんだか縁起がいい門出でした。今週の一推しは土曜日の新馬戦に出走するスマートジェイナ、スマートレイアーの一番仔で、まだ幼いけど能力は高そうです。
●中山
1R スマートキャノン
●中京
1R ストリンジェンド
4R ソルトゴールド
5R スマートジェイナ
ミカヅキ
6R マルモルーラー
7R スマートブリーズ
9R レッドブロンクス
12R カフジエニアゴン
【装蹄師・西内荘とは】
ディープインパクト、ウオッカ、ジェンティルドンナ、古くはメジロマックイーンなど、年度代表馬クラスの馬を数多く担当してきた、武豊も認めるカリスマ装蹄師。
脚を持った感触で調子の良し悪しや体調の変化を繊細に感じ取り、蹄の些細な変化を見逃さず、装蹄の方法、蹄鉄の種類などレースに合わせて選択していく事が出来る、装蹄師界の第一人者。
蹄の弱い(薄い)馬に接着装蹄を施すなど、歩様、姿勢の矯正や、蹄の病を装蹄作業の中で治療していくのも西内荘の特徴の1つ。
コメントを書く