栃木県にある「装蹄教育センター」に久しぶりに行って、装蹄師のたまごたちが一生懸命に学んでいる姿を目に焼き付けてきました。競走馬の脚元を支える重要な仕事、彼らには一人前の装蹄師として大きく巣立ってもらいたい。現地で見学した印象として、私らの時代の生徒よりレベルが上がったように感じたのはうれしく思いましたし、裏方の仕事ながら底辺が広がっているのは大歓迎。私自身は今まで多くのスタッフを従業員に迎え入れ、独立の道も手助けしてきたので、今回も目の前にいる学生の中から一人、育ててみたい気持ちになりました。

　さて、先週から新馬戦が始まり来年のダービーに向けた新たな戦いが始まりました。西内装蹄所の担当馬は、今週から参戦。中でも函館でデビューするクリダームの馬主は、ドウデュースで日本ダービーを勝利したキーファーズの松島代表が新たに立ち上げたクラブ法人「インゼルレーシング」。ハーツクライ産駒とあってこれもドウデュースと一致。現地に出向いたスタッフの報告からも期待大です。