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西内荘/装蹄の感触が良かった馬【5/14土曜版】

カリスマ装蹄師・西内荘コラム

2022/5/13 06:00

(C)競馬のおはなし

●新潟
3R ミーナティエルナ
5R ブロンドケリー
  コスモゴレアドール
7R チカリヨン
8R シグネチャーセル
12R スマートルミエール

●中京
2R モズユウガ
  ハルキファイト
4R スマートドラフト
6R ロードリスペクト
10R キタノインディ

梅雨入りが近づいてくると気になるのが天気予報。当週レース出走馬の装蹄はあらかじめ天気予報で情報収集してから蹄鉄の種類を決めることが多くこれから梅雨入りしたらなおさらです。現代競馬は天気に関係無くレース前にはトゥシューズやアウターリムを履かせる厩舎も増えてきていて、日本のスパイク上限2ミリまでの歯鉄を履かせた場合でも、鼻差負けるより鼻差で勝ちたい。そのくらいの効果はあるように思います。使用するか否かは厩舎によって違ってきますが、特に雨が長引くときは馬場が緩くなるので効果的です。

しかし、逆にパンパン馬場では逆効果もあるのでしっかり調べてから当日に蹄鉄を替えた頃と違って、今は追い切り後に事前装蹄するので天気予報がハズレたりするとひとりでボヤいたりしています。

【装蹄師・西内荘とは】
ディープインパクト、ウオッカ、ジェンティルドンナ、古くはメジロマックイーンなど、年度代表馬クラスの馬を数多く担当してきた、武豊も認めるカリスマ装蹄師。

脚を持った感触で調子の良し悪しや体調の変化を繊細に感じ取り、蹄の些細な変化を見逃さず、装蹄の方法、蹄鉄の種類などレースに合わせて選択していく事が出来る、装蹄師界の第一人者。

蹄の弱い(薄い)馬に接着装蹄を施すなど、歩様、姿勢の矯正や、蹄の病を装蹄作業の中で治療していくのも西内荘の特徴の1つ。

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