先週の土曜日の京都競馬場は雪で月曜日に順延となりましたが、その日（土曜）は栗東所属の装蹄師の多くが近隣の牧場に出向く日でもあります。久々の悪天候は隣の滋賀県ももれず大きな牧場のある信楽にしろ堅田にしろ雪が積もってましたから、事故やノロノロ運転で交通渋滞が発生して移動には時間がかかりました。

　滋賀県では冬場スタッドレスを履くのが常識ですが、いつも北海道に通っているのでわかるのですが、やはり慣れなのかブレーキを踏む車が多くて何度か冷や汗をかきました。それでも走り易い北海道と言えど、千歳から浦河までの2時間の雪道運転から到着して直ぐに装蹄をするので雪道では疲れが倍増です。

　今週火曜日のクイーン賞をオーサムリザルトが快勝してくれました。前走を取消してますから勝てて安堵です。それにしてもここ最近の海外競馬は理不尽？な取消しが多い気がします。これはレースに行っても大丈夫かどうかは装蹄している馬なら大体わかるのですが、思わず日本馬が強くなったからなのかと勘ぐりたくなることもあります。

　今週サウジに出発予定だったハッピーマンも遠征を取りやめました。最近はビデオを送ってAIで判定するそうなのですが、自論としては馬の場合AIではまだ経験値で人にはおよばないのでは、私はそう思います。

【武豊日記】今年こそはという気持ち