10月から始まった装蹄所の引越しも何となく片付いた様な？感じですが、半世紀も居た住み慣れた仕事場でしたから慣れるのにも時間がかかっています。旧装蹄所は西と東に装蹄所があって、開業してからは西でしたけど入所したのは東の方でそこには故郷、高知県の名産文旦と言う蜜柑を弟子入り時に植えていて、毎年実が成ってるのも名物みたいになっていたようです。

　私は開業して38年になりますからあまり東の装蹄所に行かなかったのですが、調教スタンドに近いので厩舎スタッフ間では評判だったそう。先週、ノットゥルノの平井助手が、つぎ木させてもらいましたって惜しんでくれてました。

　先週のBCではオーサムリザルトが馬体検査で取り消しになり残念でした。今回私は行ってなかったのですが、今までも幾度かこのような引き目と遭遇したた経験はあります。他陣営の検査でしたが、現場で見ていてもそのほとんどがどこが悪いのか私にはわからないレベルでも取り消しは覆りませんからね。
日本では無い事で、こればかりは気をつけてても諦めるしかないです。

【装蹄師・西内荘コラム】オーサムリザルトの勝負蹄鉄を依頼