【有馬記念】横山武「気を引き締めて頑張りたい」エフフォーリアが完勝

 26日、中山競馬場で行われたG1・有馬記念は、3歳馬のエフフォーリアが古馬を一蹴して世代交代を告げた。レース後、鞍上の横山武史騎手は土曜の騎乗停止を謝罪し「気を引き締めて頑張りたい」と前向きにコメントした。

有馬記念、勝利ジョッキーコメント
1着 エフフォーリア
横山武史騎手
「皆さんご存じの通り昨日僕の不甲斐ない騎乗によって騎乗停止になってしまって、本当にエフフォーリアはよく今回頑張ってくれたと思いますし、本当に有馬記念勝てて嬉しいんですけど、心の底から喜べないのが残念です。公式会見でも言った通りなんですけど、天皇賞・秋が120%ぐらいの状態だったので、どうしてもそれに比べてしまうとちょっと落ちるかなという感じではありましたけど、それでも高い能力がある馬ですし、8割9割出してくれれば十分だと思っていたので、本当に馬もよく頑張ってくれてこういった良い結果が出て本当に良かったです。初めてこの2500mという今まで走ってきた距離で一番長い距離だったので、折り合いが一番不安ではあったんですけど、すごく良い所でリラックスして走れましたし、ダービーの時とは違って馬が余計なファイトをすることがなく走ってくれたので、道中はすごく良いリズムで直線に迎えられました。内側からディープボンドも来てましたし、本当にがむしゃらに追って何とか勝ってくれという思いで、それに応えてくれた馬に感謝ですね。(馬には)ありがとう、と。いつも思っていますけど、本当にこの馬には良い思いも悔しい思いも本当にいっぱい色んな経験をさせてくれた馬なので特別な馬で、またこうやって一つ積み重ねられて本当に良かったです。今日は本当にエフフォーリアの強さをしっかりと皆さんの前で見せることが出来て本当に良かったと思います。まだまだ本当に未熟で、ジョッキーがまだまだ本当に情けないんですけど、これからもっと気を引き締めてもっと頑張りたいと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 12月26日、中山11Rで行われた第66回有馬記念(3歳上オープン・G1・芝2500m・16頭立て・1着賞金=3億円)は、横山武史騎乗の1番人気、エフフォーリア(牡3・美浦・鹿戸雄一)が強豪古馬勢を撃破し、G1・3勝目を飾った。勝ちタイムは2分32秒0(良)。

 2着に5番人気のディープボンド(牡4・栗東・大久保龍志)、3着に2番人気のクロノジェネシス(牝5・栗東・斉藤崇史)が入った。

【有馬記念】現役最強エフフォーリアがG1・3勝目

来年はさらなる飛躍の年へ

【有馬記念】横山武「気を引き締めて頑張りたい」エフフォーリアが完勝

 若武者・横山武史騎乗の3歳馬エフフォーリアが天皇賞・秋に続いてG1を連勝、強豪古馬勢を撃破して暮れのグランプリを制した。レースでは隊列の中団でしっかりと折り合い、外目を回って堂々と進出。直線では馬場の真ん中から力強く差し脚を伸ばして見事な差し切りだった。鞍上の横山武史騎手はゴール前で深々とヘルメットを取り一礼。勝利インタビューでは「昨日、僕の不甲斐ない騎乗によって騎乗停止になってしまって、本当にエフフォーリアは頑張ってくれたと思いますし、有馬記念を勝てて嬉しいですけど、心の底から喜べないのが残念です」と、前日エフフォーリアの半弟ヴァンガーズハートに騎乗し、油断騎乗による騎乗停止を謝罪した。エフフォーリアは皐月賞でG1初制覇を皮切りに、天皇賞・秋では無敗の三冠馬コントレイルを撃破。ここでもあっさりとライバルを蹴散らし、来年は現役最強馬として更なる飛躍の年へとなっていきそうだ。

 有馬記念を勝ったエフフォーリアは、父エピファネイア、母ケイティーズハート、母の父ハーツクライという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は7戦6勝。重賞は21年共同通信杯(G3)、皐月賞(G1)、天皇賞・秋(G1)に次いで4勝目。鞍上の横山武史騎手、管理する鹿戸雄一調教師は共に同レース初勝利。

【全着順】
1着 エフフォーリア 横山武史
2着 ディープボンド 和田竜二
3着 クロノジェネシス C.ルメール
4着 ステラヴェローチェ M.デムーロ
5着 タイトルホルダー 横山和生
6着 アリストテレス 武豊
7着 アカイイト 幸英明
8着 モズベッロ 池添謙一
9着 ユーキャンスマイル 藤岡佑介
10着 キセキ 松山弘平
11着 ウインキートス 丹内祐次
12着 シャドウディーヴァ 横山典弘
13着 パンサラッサ 菱田裕二
14着 ペルシアンナイト C.デムーロ
15着 メロディーレーン 岩田望来
16着 アサマノイタズラ 田辺裕信