【凱旋門賞】武豊「ジョッキーとして誇らしいこと」9回目の挑戦も悲願ならず

(C)Yushi Machida

 果敢に先手を奪いにいく攻めの騎乗で見せ場は十分に作った。9回目の凱旋門賞挑戦となったが残念ながら11着敗退。直線入り口まで先頭集団での追い比べを演じたが力尽き徐々に後退。レース後、武豊騎手は「毎年ここにいないといけないなと思いました」と、また来年以降への挑戦を誓った。

11着 ブルーム
武豊騎手
「乗るときにエイダンが足を上げてくれたので嬉しかったです(笑)。ジョッキーとして誇らしいことだと思います。(ブルームは)フランキーやライアンから癖がないと聞いていました。雨が大分残っていたので予想通りの馬場でした。毎年ここにいないといけないなと思いました。スタートが遅かったのですが、前に行かないとチャンスがないかなとエイダンと話していたので、リカバリーは出来たかなと思います。どの馬も行かなければ逃げることも十分考えていたし、それもエイダンと話して、行ってもいいと言われていたので、先手を取る感じだったのですが、途中からアダイヤーとクロノジェネシスがかかり気味だったので、そこは行かせた方が良いかなという感じで良いところに収まりました。決して凄くバランスの良い走りではなかったのですが、ポジションに関しては完璧に良いところだったと思います。直線に入るときには正直手応えはあまり残ってなかったですね。結果は残念でしたが非常に有意義でしたし、また来年絶対乗りたいですね。(エイダンは)レース後も明るい表情で、グッドレースと言ってくれましたし、そこは満足でした。遅い時間ですが応援してくださってありがとうございました。凱旋門賞というレースの素晴らしさを少しでもお伝え出来たんじゃないかなと思います。いつか勝てるように頑張ります」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 3日、パリロンシャン競馬場で行われた第100回・凱旋門賞(G1・3歳上牡牝・芝2400m)で、13番人気のR.ピーチュレク騎乗、トルカータータッソ(牡4・独・M.ヴァイス)が勝利した。2着にタルナワ(牝5・愛・D.ウェルド)、3着にハリケーンレーン(牡3・英・C.アップルビー)が入った。勝ちタイムは2:37.62(重)。

 日本から参戦したクロノジェネシス(牝5・栗東・斉藤崇史)は7着、前哨戦のフォワ賞を制したディープボンド(牡4・栗東・大久保龍志)は14着、武豊騎手が騎乗したブルームは(牡5・愛・A.オブライエン)は、11着に敗れた。

 なお、L.デットーリ騎手が騎乗予定だったラブ(牝4・愛・A.オブライエン)は、熱発により出走取り消しとなっている。

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クロノジェネシスが直線半ばまで粘る

【凱旋門賞】武豊「ジョッキーとして誇らしいこと」9回目の挑戦も悲願ならず
(C)Yushi Machida

 第100回目を迎えた凱旋門賞。日本勢、武豊騎手、それぞれの悲願が今年も叶うことはなかった。クロノジェネシスは14番、ディープボンドは5番、武豊騎乗ブルームは7番ゲートからのスタート。前日からの雨で、スタミナを要するタフなコンディションとなった。レースでは武豊ブルームが果敢に先頭に立つも、アダイヤーが途中から逃げる展開に。クロノジェネシスは離れた外から徐々に馬群寄って行き2番手の位置へ。ディープボンドは中団外目から前を伺い直線の攻防を迎えた。日本のクロノジェネシスが直線半ばまで懸命に粘るも徐々に後退していき、ゴール前ではタルナワ、ハリケーンレーンの追い比べを大外からドイツのトルカータータッソが豪快に差し切った。

【全着順】
1着 トルカータータッソ R.ピーチュレク
2着 タルナワ C.スミヨン
3着 ハリケーンレーン J.ドイル
4着 アダイヤー W.ビュイック
5着 シリウェイ F.ブロンデル
6着 スノーフォール R.ムーア
7着 クロノジェネシス O.マーフィー
8着 バブルギフト G.モッセ
9着 アレンカー T.マーカンド
10着 モジョスター R.ライアン
11着 ブルーム 武豊
12着 ラービアー C.デムーロ
13着 ベイビーライダー I.メンディザバル
14着 ディープボンド M.バルザローナ
(出走取消)ラヴ L.デットーリ

※主催者発表のものと照らし合わせください