【天皇賞・秋】ルメール「プレッシャーあった」アーモンドアイが史上初の芝G1、8勝

(C)スポニチ

 1日、東京競馬場で行われた第162回・天皇賞秋は、断然の1番人気に支持されたC.ルメール騎乗、アーモンドアイが人気に応えて勝利。史上初の芝G1、8勝をマークして歴史に名を刻んだ。勝利したルメール騎手は、涙を交えながら喜びの声を語った。

1着 アーモンドアイ
C.ルメール騎手
「喋れないです…信じられないパフォーマンスです。今日は日本一になりました。強い馬ですけど、毎回プレッシャーが重たいです。G1、8勝を取りたかったのでプレッシャーがありました。改めてアーモンドアイは凄く良い競馬をしました。最後もキツかったけどよく頑張ってくれました。スタート前はとてもリラックスしていました。ゲートも静かでしたし、好スタートでした。(最後は)ちょっと怖かったです。前の馬が早めにバテたので、坂を登ってからちょっとキツくなりました。外の馬も来てましたので心配はしましたが、アーモンドアイは強いので良く頑張ってくれました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 11月1日、東京11Rで行われた第162回天皇賞・秋(3歳上オープン・G1・芝2000m・12頭立て・1着賞金=1億5000万円)は、C.ルメール騎乗の圧倒的1番人気、アーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄)が勝利。史上最多の芝G1、8勝の偉業を達成した。勝ちタイムは1分57秒8(良)。

 2着はフィエールマン(5番人気)、3着にはクロノジェネシス(2番人気)が入った。

【天皇賞・秋】アーモンドアイが史上初の芝G1・8勝の偉業を達成

【天皇賞・秋】ルメール「プレッシャーあった」アーモンドアイが史上初の芝G1、8勝
【天皇賞・秋】ルメール「プレッシャーあった」アーモンドアイが史上初の芝G1、8勝

史上初の芝G1、8勝

 歴戦の名馬たちが幾度となく跳ね返されてきた芝G1、8勝の壁を、アーモンドアイが初めて乗り越えた。G1、7勝を達成した馬には、史上初の無敗の三冠馬シンボリルドルフ、史上2頭目の無敗の三冠馬ディープインパクト、史上初めて同一年秋古馬三冠(天皇賞・ジャパンカップ・有馬記念)を制したテイエムオペラオー、牝馬としてダービーを制したウオッカ、史上4頭目となる牝馬三冠を達成したジェンティルドンナ、天皇賞春秋制覇を達成したキタサンブラックと、歴史に名を刻んだ名馬がズラリ。その名馬達に肩を並べ、そしてそれを越えて史上初の芝G1、8勝の大偉業を達成した。

 レースでは五分のスタートを決めてスッと4番手の位置へ。絶好の流れという形で、勝負どころでも持ったままで進出した。直線半ばからスパートを開始し、後続から迫ったフィエールマン、クロノジェネシスの追撃を振り切って、栄光のゴールへ飛び込んだ。

 天皇賞・秋を勝ったアーモンドアイは、父ロードカナロア、母フサイチパンドラ、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は14戦10勝。重賞勝ちは18年シンザン記念(G3)、桜花賞(G1)、オークス(G1)、秋華賞(G1)、ジャパンカップ(G1)、19年ドバイターフ(G1)、天皇賞・秋(G1)、20年ヴィクトリアマイル(G1)に次いで9勝目。

 また、天皇賞・秋連覇を果たしたのは、2002年と03年のシンボリクリスエスに次いで2頭目。02年は中山コースでの開催で、東京コースでの連覇は史上初となっている。管理する国枝栄調教師は昨年に続いて同レース連覇、春秋通算3勝目。C.ルメール騎手は2018年天皇賞・秋から春秋続けて5連覇を達成した。

●C.ルメール騎手、天皇賞5連覇達成
2018年 158回 天皇賞・秋 レイデオロ
2019年 159回 天皇賞・春 フィエールマン
2019年 160回 天皇賞・秋 アーモンドアイ 
2020年 161回 天皇賞・春 フィエールマン
2020年 162回 天皇賞・秋 アーモンドアイ

【全着順】
1着 アーモンドアイ C.ルメール
2着 フィエールマン 福永祐一
3着 クロノジェネシス 北村友一
4着 ダノンプレミアム 川田将雅
5着 キセキ 武豊
6着 ダイワキャグニー 内田博幸
7着 ジナンボー M.デムーロ
8着 カデナ 田辺裕信
9着 スカーレットカラー 岩田康誠
10着 ウインブライト 松岡正海
11着 ブラストワンピース 池添謙一
12着 ダノンキングリー 戸崎圭太