【海外競馬】THE EUROPEAN JOURNAL

ブルーム (C)沢田康文

在仏記者・澤田康文氏によるキーファーズ所有馬の最新情報をお届け。

●ジャパン

主な勝ち鞍に19年パリ大賞、英インターナショナルS、キングエドワード7世S。父は欧州首位種牡馬のガリレオ。母はシャスティーで、全姉に英オークス2着のシークレットジェスチャーがいる良血馬です。昨年の凱旋門賞当日、松島オーナーはエイダン・オブライエン調教師を含むクールモアの方々と初対面を果たしました。「武豊騎手と凱旋門賞を制覇する夢に力を貸してほしい」と話し、クールモアもパートナーシップを快諾。その後ジャパンの共有の話が進み、20年1月31日にキーファーズとの共同所有が発表されました。20年は無観客競馬で行われたロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズSで始動しました。エクリプスSでは変わり身を見せ、エネイブルと差のない3着に好走しました。キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、愛チャンピオンSを経て、秋は凱旋門賞で夢に向けて走ります。

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ブルームの復帰戦は9月以降

●ブルーム

主な勝ち鞍に19年愛ダービートライアルS、バリーサセックスS。父は14年英・愛ダービー馬のオーストラリア、母スウィープステークスという血統の愛国産馬です。 デビュー2戦目で勝ち上がると2歳時からGⅠ戦線で活躍し、2番人気で挑んだ英ダービーでも差のない競馬を見せました。昨年の夏にキーファーズとの共有が発表となり、凱旋門賞とその後のジャパンCで武豊騎手とコンビを組むことが発表されました。残念ながら8月下旬に筋肉の怪我で戦線離脱し、古馬としての再起に懸けてきました。 怪我が癒えて、20年は6月5日の英GⅠコロネーションCで復帰。J・ドイル騎手との初コンビで、キーファーズの勝負服でレースに挑み、上位3頭から大きくは離されない4着でした。バリードイル調教場で調整されており、次走は9月以降となる見込みです。

●サヴァラン

主な勝ち鞍に19年オマール賞。父ディープインパクト、母サラフィナという世界的な超良血馬で、全兄にキーファーズ所有馬のメシドール賞の勝ち馬ジェニアル、ゴータイミングらがいます。生産者である社台ファームの吉田照哉代表との共同所有馬で、1歳の秋にフランスに渡りました。名門アンドレ・ファーブル厩舎からデビューを果たし、ドーヴィル競馬場で行われたマレット賞でのちの仏1000ギニー勝ち馬ドリームアンドドゥを退けての初勝利を飾りました。パリロンシャン競馬場で行われた2戦目のオマール賞も好位から抜け出す競馬で重賞初制覇を果たしました。武豊騎手と初コンビを組んだマルセルブーサック賞は7着。今季は仏GⅠサンタラリ賞で5着となっており、重賞2勝目を目指しています。 

(C)キーファーズサロン