【帝王賞】レーン「反応がなかった」レース後ジョッキーコメント

 24日、大井競馬場で行われた交流G1・帝王賞は、2番人気に支持された川田将雅騎乗のクリソベリルがダート王者としての貫禄を示した。国内最強とも言えるメンバーが揃った一戦を難なく制した。

帝王賞、レース後ジョッキーコメント
1着 クリソベリル
川田将雅騎手
「今、日本にいるダート馬たちの強い馬たちが全部集まっているレースだと思いましたし、その中でドバイ帰りで中々難しい調整の中、これだけの競馬をしてくれたクリソベリルに本当に頭の下がる思いです。身体も少し減ってはいるんですが成長はしていますし、まだしっかりと仕上がりきっているわけではないですけど、この状態であればある程度の走りは出来るなという感触を得て競馬を迎えることが出来ました。ゲートをスムーズに出ることを一番最初に心掛けて上手に切ってくれましたし、その後はリズム良く走ったところがあの位置を楽に取るかたちになりましたので、そこで馬に我慢を伝えて、あとはそこから終始我慢するかたちが続きました。流れもだいぶ遅い中で、向正面でオメガパフュームが上がってきて流れが速くなった時にスムーズに対応してくれましたし、その後の動きも良く、本当に手応え良く直線向くことが出来たので、あとは誰が追いついてくるのかなというだけだったんですけど。(この馬の良いところは)圧倒的なポテンシャルがあるというところだと思っています。これだけ素晴らしいメンバーが集まっているので是非とも目の前で見て楽しんでいただきたいところではあるんですけれども、世の中こういう状況ですので、テレビの向こうで沢山の方が楽しんでくれただろうと思いますし、この馬としては昨年度JRAで最優秀ダートホースに選出していただいて、今回久々の日本での走りでしたけど、これだけ素晴らしいパフォーマンスが出来ましたし、またお客さんの前でこういう素晴らしい走りをしてくれるはずだと思いますので、是非とも次は競馬場でお会い出来るようにと思いますので、皆そういう思いで一生懸命、無観客のなか競馬乗せていただいていますので、ぜひまた会える日をと思っております」

音無秀孝調教師
「けっこう難しくて、ドバイから帰って競馬をしていないんですけど、帰ってきた時にかなり体重が減っていまして、そこから2ヶ月あまりで身体をほぐして厩舎に入れたという状況でしたから、心配はずっとありました。何とかかんとか体重も戻って、良い状態になっていましたから、最終追い切りを見た時にこれなら行けるなと思っていましたので良かったです。この馬のことは川田くんが一番よく分かっていまして、残念ながらドバイでは彼に乗せてもらえなかったんですけども、でも国内ではずっと乗っていましたし、あの馬の気持ちは全部分かっていますからね。今日もスタート決めたからもう全部上手くいきましたね。もうほぼ完璧に乗ったと思うんですよ。以前はあまりテンに行けない馬だったんです。この頃は安定したスタートを切るもんですから、好位で上手く立ち回って、良いレースが出来ると思います。何も狂うなと思って見ました。秋はJBC。またここから始まるんではないかなと。その後はチャンピオンズカップをいきまして、それで終わりかなと思います。秋は今日よりもっと仕上げやすい感じになると思います。夏休みをした上に放牧で鋭気を養って、秋はもっと良い状態で帰ってきてくれると思うので、もう一回りもね、まだ成長期ですから強くなって欲しいと思いますので、また皆さんよろしくお願いします」

2着 オメガパフューム
M.デムーロ騎手
「勝った馬が強かった。ペースは遅かったけど、道中は我慢してあの馬を見ながら行って、3コーナー過ぎではプレッシャーもかけに行ったけど、相手が悪かったね」

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【帝王賞】レーン「反応がなかった」レース後ジョッキーコメント
【帝王賞】レーン「反応がなかった」レース後ジョッキーコメント

ルメール「G1勝てる」

【帝王賞】レーン「反応がなかった」レース後ジョッキーコメント

3着 チュウワウィザード
C.ルメール騎手
「クリソベリルの後ろから行ったけど、3~4コーナーでの反応が遅かった。それでもラスト200メートルはよく頑張ったし、次走ベストならGⅠを勝てる」

4着 ワイドファラオ
福永祐一騎手
「楽には行けたが、さすがこのメンバーだと3コーナー手前から来られた。それでも最後まで踏ん張っていたし、距離のメドも立った」

5着 ノンコノユメ
真島大輔騎手
「スローだったけど、やはりこの馬は脚を貯めていった方がよく、最後は切れた」

10着 ルヴァンスレーヴ
Dレーン騎手
「スタート良くいいポジションを取れて、クリソベリルを見るいい位置につけられたが、前が開いてからの反応がなかった」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 24日、大井競馬場で行われた11R・帝王賞(Jpn1・4歳上オープン・ダ2000m)で2番人気、川田将雅騎乗、クリソベリル(牡4・栗東・音無秀孝)が快勝した。2馬身差の2着に1番人気のオメガパフューム(牡5・栗東・安田翔伍)、3着にチュウワウィザード(牡5・栗東・大久保龍志)が入った。勝ちタイムは2:05.3(重)。

G1・3勝目

【帝王賞】レーン「反応がなかった」レース後ジョッキーコメント

 国内無敗のクリソベリルがまたしてもライバルを楽々ねじ伏せた。好スタートを切ってじわっと3番手の位置でスムーズにレースの流れに乗ると、3コーナー付近で1番人気のオメガパフュームが押し上げていき張るように勝負どころへ。直線入り口から後続を一気に突き放して、2馬身差で楽々ゴールした。この勝利で国内に限れば7戦7勝。もはや国内に敵なしとダート王者としての力を示した。

クリソベリル 8戦7勝
(牡4・栗東・音無秀孝)
父:ゴールドアリュール
母:クリソプレーズ
母父:エルコンドルパサー
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 クリソベリル
2着 オメガパフューム
3着 チュウワウィザード
4着 ワイドファラオ
5着 ノンコノユメ
6着 ケイティブレイブ
7着 ミツバ
8着 ストライクイーグル
9着 サブノクロヒョウ
10着 ルヴァンスレーヴ
11着 ヒカリオーソ
12着 キャッスルクラウン
13着 モジアナフレイバー
14着 フレアリングダイヤ