【武豊日記】海外遠征

仏オークスの武豊騎手 (C)Yushi Machida

 フランスのオークスにあたるディアヌ賞は13着。ロイヤルアスコット開催の中でも特にレベルが高いプリンスオブウェールズSに挑戦したディアドラは6着でした。

 ディアドラのコンディションは、海外遠征が続いている中でもとても良かったと思います。誤算は日本では考えられないほどの重たい馬場でした。競馬場に到着して馬場を見た時はそれほど水分を含んでいない印象でしたが、直前になってものすごい土砂降り。それでもこなせるかなと思いましたが、経験がなかった分、厳しかったようです。

 スタートもよく、周りの出方を伺いながらの道中の手応えは十分でした。最終コーナーまでは馬も頑張っていましたが、最後は力尽きてしまいました。1990mの芝の競馬で、決着時計が2分10秒25ですから、どれほど力の要る馬場だったかが想像できると思います。

 着順こそ6着でしたが、メンバーはとても強かったですし、まったくレースをさせてもらえなかったわけではないので今後の日本馬の遠征につながる内容だったと思います。ロイヤルアスコットのような華やかな舞台で、いつか日本馬が勝つ時が来るはずです。

 さて、今週末は帰国して阪神での騎乗。残念ながら宝塚記念は見学にまわることになりそうですが、上半期の総決算をどうぞお楽しみください。

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