2019ケンタッキーダービー(G1)に出走予定のマスターフェンサー号がアメリカ合衆国に到着

現地時間5月4日(土)にアメリカ合衆国のチャーチルダウンズ競馬場で行われるケンタッキーダービー(G1)に出走予定のマスターフェンサー号(牡3・栗東・角田晃一厩舎)がキーンランド競馬場に到着しました。

●出発・到着時刻
成田国際空港発
日本時間 4月23日(火曜) 13時49分
注記:アンカレッジ国際空港を経由

シカゴ・オヘア国際空港着
現地時間 4月23日(火曜) 13時00分(日本時間 24日(水曜) 2時00分)

アーリントンパーク競馬場着
現地時間 4月23日(火曜) 14時40分(日本時間 24日(水曜) 3時40分)
注記:検疫後、馬運車でキーンランド競馬場に出発

キーンランド競馬場着
現地時間 4月25日(木曜) 17時50分(日本時間 26日(金曜) 6時50分)

●ケンタッキーダービー(G1)
(ダート・2,000メートル)

マスターフェンサー号(牡3・栗東・角田晃一厩舎)
高野容輔調教助手のコメント
「遠征が決まってから、マスターフェンサーはめまぐるしい環境の変化に最初は戸惑っていましたが、段々と適応力を見せて、飼葉を食べる余裕も出てきました。 ここまで熱が出たりお腹が痛くなったり等、体調不良もないのでほっとしています。」

【参考】角田 晃一調教師のコメント
(注記:4月23日(火曜)に聞き取り)

○マスターフェンサーのケンタッキーダービー出走決定までの経緯を教えてください。

「ダートで連勝したときにアメリカ側のエージェントからレターが届いたこともあり、 吉澤オーナーと相談し、アメリカ三冠競走に登録しました。伏竜ステークスに勝てばぜひケンタッキーダービーにと考えていたところ、 結果は2着で、海外遠征はないだろうと思っていたのですが、その後オーナーから、ケンタッキーダービーの出走権が得られたので、 出走させようという話をいただきました。夢のある決断をしていただき、ありがたく思っています。」

○ケンタッキーダービーでの鞍上はどの騎手を予定していますか。

「ジュリアン・ルパルー騎手が騎乗することになっています。オーナーとも話し合い、日本人騎手に似たタイプのあたりの柔らかい騎手でということで、ルパルー騎手に決まりました。厩舎スタッフから教えてもらったのですが、私も2007年のワールドスーパージョッキーズシリーズで彼と同じレースで一緒に騎乗していたようです。」

○マスターフェンサーのここまでの成長ぶりをお聞かせください。

「兄のエポック、ネクストステップに続いて、マスターフェンサーを預からせてもらっています。 マスターフェンサーはジャスタウェイ産駒ですが、母の血が強いようで、ダートのほうが安定した成績を挙げています。 まだ粗削りで完成途上の馬です。これまでは手前も変えず、道中ついていけないような大味な競馬ながら、ダートではいつも最速の上がりで追い込んでくれています。今回、一頭で検疫に入って、調教も一頭で行うという厳しい環境下にあっても、ここまで体調を崩さずにきてくれました。」

○アメリカのダートやスピードが求められる競馬への適性はいかがでしょうか。

「早い持ち時計もあるので、アメリカの馬場が合ってくれればと期待していますが、ダートの質も違いますし、これからキーンランドやチャーチルダウンズで調教してみてからです。 ケンタッキーダービーに出走する日本産馬は初のようですが、三代父がサンデーサイレンスで祖父ハーツクライの産駒ヨシダもアメリカのダートで実績を残していますし、 母のセクシーザムライもアメリカ産馬ですので、血統的な背景はあると思います。」

○現地でのプランを教えてください。

「輸出手配の関係で日程がタイトになってしまいましたが、検疫解放後はキーンランド競馬場に入厩します。 毎年、現地のセリなどに行かれて事情に詳しい吉澤オーナーから提案があり、キーンランド競馬場の落ち着いた環境で調整することにしました。 その後、4月29日にチャーチルダウンズ競馬場に移動します。翌30日は軽く乗って、5月1日水曜日にルパルー騎手騎乗での追い切りを考えています。」

○海外の大レースで通用するのはどのような馬ですか。

「精神的に強い馬でないと、海外では通用しないと思います。海外のG1レースで結果を出すというのは本当に難しいことです。私も厩舎スタッフも経験を重ねていくことが必要だと感じていますし、これを機に今後も海外に積極的に出て行きたいと思っています。」

○レースではマスターフェンサーにどのような走りを期待していますか。

「2016年のケンタッキーダービーに出走したラニに携わった関係者からもアドバイスをいただくなど、周囲のサポートも貴重です。 現地では、落ち着いた状態で調教を進め、ケンタッキーダービーを良いコンディションで迎えることだけを考えていきます。出走させる限りは最善を尽くして、 マスターフェンサーの全能力を発揮できるような仕上げでレースに臨みたいと思っています。出走しないと勝つチャンスはありませんし、出るからには勝ちたいです。」

※JRA発表による

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