【武豊日記】ウオッカの思い出

ファンタジストと武豊騎手(2019スプリングS)

先週、アイルランドから急逝の知らせが届いたウオッカの思い出。真っ先に思い出したのは、ダービーの4コーナー手前のシーンでした。ボクが乗っていたタスカータソルテの横を、風のように追い抜いて行ったウオッカを見送ったとき、心の中で「頑張れ!」と応援してしまった、あのときの不思議な気持ち・・。あまりの手応えの差を感じて、あそこからは一番いい場所から牝馬によるダービー制覇の快挙を見守ったボクがいました。めったにあることではありません。記憶にも記録にも後々までずっと残る名馬でした。

さて、今週は皐月賞です。天皇賞の日は香港遠征(ディアドラに乗せてもらいます)で日本にはいない予定ですから、ボクにとっては平成最後のG1となります。騎乗するファンタジストは、将来的にもかなりの活躍が期待できる器ですが、さすがのクラシックで強敵がドッサリいます。悔いを残さない騎乗で、中山競馬場を盛り上げるつもりです。大きなご声援をお待ちしております。

(C)武豊オフィシャルサイト

【武豊日記】気持ちは来年に飛んでいます