【武豊日記】競馬の祭典

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武豊騎手とオジュウチョウサン

JRAのファンの皆さんが初めて経験された、1日でG1レースを3つ連続で楽しむ競馬。馬場側から見て、盛り上がってくださっているなとは感じましたが、ピークへの持って行き方に戸惑っているのかなとも少し思いました。米国では2日間で14ものG1が矢継ぎ早に行われるブリーダーズカップが開催され、まさに競馬の祭典の賑やかさ、華やかさに包まれるわけですが、その点で日本人はまとめてドンと楽しんでしまうことにボクらも含めて不慣れなのかもしれません。でも、これはまさに慣れの問題。例えば、2歳の牡牝のG1を同じ日に楽しんでしまうとか、そんなところから定着させていくのはアリなのかなとも思いました。

個人的にはマテラスカイの惜敗が痛恨。直線に向いたときに、真後ろにグレイスフルリープにつけられていたのは驚きで、ルメールの充実ぶりを認めないわけにはいきません。とはいえ、感心してばかりもいられないところです。頑張ります。

土曜日は、オジュウチョウサンで東京競馬場が盛り上がりました。7頭立ての1000万条件戦なのに、場内の声援は重賞を上回るそれ。そんな雰囲気の中で障害戦からの連勝を11まで延ばすのですから、スター性は文句なしです。ただし、時計的には強調できない内容。まだ伸びシロはありそうですが、真価を問われるのは次走かもしれません。

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