【武豊日記】新たな楽しみができました

(C)Yushi Machida

 今週末の競馬で2月も終わり。永年お世話になった東西8人の調教師が勇退されて、来週からは新しい厩舎が稼働し始めます。毎年のことなのですが、今年は送別会ができない事情もあって、いつもより寂しい感じがしてしまいます。

 同期の蛯名正義騎手も、今週が騎手としての最終週になりました。先週、小倉大賞典が惜しい内容で、あそこで勝っていれば全10場重賞制覇が達成されていたのですが、ドラマのようにはいきません。やり残したことはあっても、調教師として改めて挑戦できる機会があるのですから彼は幸せだと思います。

【武豊日記】今年初のJRAのG1

蛯名正義厩舎の馬でダービーを勝てれば

 ボクとしても、新たな楽しみができました。蛯名正義厩舎の馬に乗ってダービーを勝てば、それはまさにドラマでしょう。そういう手伝いができる可能性があるステージに移ったと考えれば、一緒に切磋琢磨してきた同期生の騎手引退も前向きに捉えることができます。今週、一緒のレースに乗ることはありませんが、ボクらの気持ちはすでに前向きに区切りがついています。

 先週のフェブラリーSのインティは6着。馬券に貢献できなかったのは残念でしたが、道中引っかかってしまったのに、直線はいい伸び脚を使ってくれました。これまでとは違った形で内容のある競馬をしてくれたことで、まだこれから、の思いを強くしています。7歳馬ですが、もうひと花咲かせてあげられるような手応えを感じました。

 今週の阪急杯はカツジとのコンビ。成績を見ても割とムラな感じの馬ですが、今朝追い切りに乗った感触は上々でした。一発を狙っていきます。

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