競走馬の性??放馬してもキッチリゴールまで駆け抜けたストライクイーグル

28日の東京10レース、春光ステークスは波乱の展開となった。レース前にそれまで1番人気だったソリティールが故障発生で競走除外となり、スタート直後に繰り上がり2番人気となったストライクイーグルが躓いてジョッキーが落馬。場内はため息に包まれた。

レースではマイネルクラースが接戦を制して1着でゴール。スタートで落馬し、そのまま馬群と共に走ったストライクイーグルは、二周目に入り再び直線へ突入、大外を突き抜けた。

待ち構えていた係員が止めようとしたが、それも振り切って3周目に突入した。まだまだエネルギーが有り余ってると言わんばかりの快走に場内から歓声もちらほらと聞こえ始める。

再び直線に向いたが、流石に3周目となると、突き抜けるという脚でもなく、もはやクールダウンに入ったかのように、大外をランニングしてきたストライクイーグル。

ゴール板直前になると、トボトボと歩き出し走りきったと言わんばかりに徒歩でゴール、ゴール目の前に再び待ち構えていた係員の前でピタッと止まり無事捕獲された。

落馬自体は残念だったが、馬がゴールをわかっていたのか、調教能力の高さなのか、馬の賢さなのか、日本競馬の質の高さを垣間見たようなとても印象的なシーンに、場内から微笑ましい拍手が贈られた瞬間だった。